災害時に備えておく物!【ペット編】

防災
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ペットの備えもしっかりしよう

 

災害が起こると人間用の物を手に入れることも困難ですが、ペット用品の入手はそれ以上に困難になりがちです!

 

ペット用品は、人間の食事や日用品に比べて優先度が低くお店での入荷も難しくなるためです!

実際に東日本大震災の際は、ペット用の救援物資は緊急性が低いとされ入荷が遅れた経緯があります!

また多くのホームセンターが、構造上の問題から運営することが難しくしばらくの間ペット用品を購入することが出来なかったりしました。

 

普段の日常で、いつでも手に入るものや、あって当然の物はその存在の有難さに気付き難いものですが、今回のブログで日常で使用しているものについての便利さを実感して、災害時に備えて用意をしておきましょう!

 

飼い主さんに必要な備えについてはコチラの記事を参考にしましょう!

 

ペットの為に備えておく物

 

先日インスタグラムを拝見していたら、とあるインスタグラマーさんが、「ペットの為に一週間分のフードや用品を車に積んでいたけど、自分用の物を用意するのを忘れていたわ(笑)」という書き込みがありました!

 

もうペット愛があふれていて、こうした記事は見ている側も幸せな気分になりますね(*^-^*)

 

この例は極端かもしれませんが、実際ペット用の日用品を用意しておくことはとても重要なので、

何を用意しておけばいいの?💦

という方の為に、必要な物についてご紹介していきます!

 

などが必要になります。

 

環境省のホームページにペット用の災害時マニュアルがあったので、こちらを参考にしてもよいと思います。

 

では、具体的にどんな用品が必要なのかについてと、使い方について解説していきます。

 

①常備薬や療法食

 

災害が起こると動物病院も混雑していたり、お休みしている可能性が高いです。

最近ではホームセンターなどでも療法食を取り扱っていることがありますが、同じものが無かったり、手に入らない可能性もあります。

 

そのため、日頃使用するお薬や療法食については少し余裕を持っておくと良いかもしれません。

特に、命に関わる可能性のある場合は冷蔵庫などの冷暗所で保管しておくと良いでしょう!

 

②フード&水(5〜7日分)

 

冒頭でも述べた通り、災害時はペットフードが手に入りずらい状況になりがちです。

東日本大震災の時も、様々なお店が復旧するまでの間お店を休みにしたことで買い物をすることが大変難しい状況にありました。

もし、お店が空いたとしても大変混雑して思うように変えないこともありますので、フードと水に関して備蓄しておくことを強くお勧めします!

 

どのくらい備蓄しておけばいいの?

では、どのくらい必要なのかについてですが、目安として一週間分の備蓄が推奨されていますので、ペットの種類やサイズに合わせて用意してあげると良いでしょう。

 

例として、3kgのトイプードルだとすると

1日当たり、フード80g・水300㎖くらいが目安になるので、1週間分として考えると、

●フード 560g(80g×7日分)

●水 2.1L(300㎖×7日分)

位を目安にしておくと良いと思います。

例え猫ちゃんの場合であっても、3kg位でしたら同じくらいの量を用意しておけば問題ないと思います。

 

普段与えているフードの袋に1日分に与える給仕量の目安が記載されていると思いますので、自分たちのペットの体重に合わせた量を用意してあげましょう!

 

【保存に便利なドライフード】

ドライフードは水分量が少なく保存に適したペットフードの形態です。

アーテミスは高品質なことと、フードの袋にジップがついているので移し替えることなく保存することが出来るので災害時用としてもおススメです!

 

③食器

 

地震などが起こると陶器製の食器は割れてしまうことがあるので、ステンレス製かプラスチック製の食器がおススメです!

普段の食器が陶器製の物を使用している場合は、他の素材の食器もあると便利かもしれませんよ(*^-^*)

 

④首輪or胴輪とリード

災害時に自宅で生活できればいいですが、もしも避難しなくてはいけなくなった場合は首輪やリードなど係留する物が重要になります。

 

大きな災害はペットの心にも傷を残してしまい、パニックを起こして逃亡してしまうことがあります。

もしも避難所にペットと一緒に避難した場合は基本的にはケージでの生活になると思いますが、もしもリードなどで係留して置く際には、自分の近くにいる様に心がけてあげましょう!

 

【室内で係留するために】

室内でペットを繋いでおく時は、こちらのK9アンカーがおススメです!

1枚でおよそ9kgの重りになっており、他の重りと重ねて使用したり、床面に固定して係留することが可能です。

ただし、ペットが元気に動き回る時は床面が傷ついてしまうことがあるので、使用する際は気を付けて設置してあげましょう!

 

⑤トイレ用品

災害時に一番困るのはペットのトイレ事情という方も多いでしょう!

ペットの排泄はペットシーツや猫砂に用を足してもらうことが多いですが、ペットシーツやトイレ用の砂がないと変な場所でトイレをしてしまったり、排泄の臭いが気になりますよね?

災害時にも安心してペットが排泄できるように、事前に準備をしておきましょう。

 

犬のトイレ用品

犬に必要なトイレ用品だと

●ペットシーツ

●トイレトレー

の二つが必要になることが多いです。

 

ペットシーツは種類も多く選びにくい方もいるかもしれませんが、おススメは中厚タイプで吸収力が高いシーツがおススメです。

中厚タイプのペットシーツを使用するメリットとしては、

・交換頻度が少なくて済む

・吸収力が高いので、シーツから漏れにくい

という特徴があります。

 

【デオシート】

数あるペットシーツの中でおススメなのが、ユニ・チャームの『デオシート』がおススメです。

デオシートは吸収力が高く臭いが漏れにくい様に消臭用のペットシーツもあります。小型犬であればレギュラーサイズ(44㎝×32㎝)で大丈夫です。

中・大型犬の場合はワイドサイズ(60㎝×44㎝)を使用すると、ペットシーツの交換の手間がかなり緩和するのでおススメですよ(*^-^*)

 

猫のトイレ用品

猫のトイレで必要な物だと

●猫用のトイレトレー

●トイレ砂

の二つが必要です。

 

猫ちゃんの場合、トイレ砂があちこちに飛び散ってしまったり、マーキングでおしっこが飛び散ってしまったりすることがあります。

また使用後のトイレ砂は処理が大変なこともあるので、今回は処理が楽な猫砂についてもご紹介していきます!

 

まずおススメのトイレトレーですと、

【上から猫トイレ】

こちらはアイリスオーヤマの猫トイレですが、形状に特徴があり深めのトレーに穴が開いている縦型のトイレトレーになります。

トイレとして深さがあるので、猫砂も飛び散りにくく、臭いも漏れにくい構造になっています。リンク先に使用している動画もありますので是非一度覗いてみてください!

 

では、次に猫砂についてですが一般的に良く使用される砂状のトイレ砂の場合、砂埃がでたり、飛び散りやすい構造になっていることに加えて、トイレに流してはいけない素材になっています。

そのためゴミ箱に捨てないといけないのですが、猫のトイレは臭いが強いのでごみ箱に捨てると臭いが気になりがちです。

ですので、トイレに流せる素材の猫砂を用意すると良いでしょう!

 

おススメはコチラの再生パルプで作られた紙の猫トイレ砂です!

【紙タイプの猫砂】

紙の猫砂を使用するメリットとしては、

●粉っぽくならない

●飛び散りにくい

●トイレに流せる

という点が大きく優れている点です!

 

一般的な猫砂はベントナイトという鉱石を砕いて作られているので、砂埃がまったり、飛び散り易かったり、トイレに流すと配水管が詰まるので流すことは出来ません!

 

猫の排泄物は臭いが強いので、使用後トイレにすぐに流せるのはとてもメリットが大きいです。

是非猫ちゃんを飼っている方は一度お試しください(^^♪

 

 

⑥ケージ・サークル

ケージやサークルは日常生活やお出かけ時にも使用しますが、災害時にも必須になるアイテムです!

 

避難所にペットと一緒に避難した時は、基本的にペットはケージやサークルでの生活が主体になるので、持っていない場合はペットと一緒に避難するのが不可能になる場合もあります。

 

実際に東日本大震災の時にはペットは自宅に置いたまま、飼い主さんが避難所と自宅を往復してお世話をすることも珍しくありませんでした。

 

ですので、持っていない方はこの機会にケージやサークルを用意してあげましょう!

 

【ペットキャリー】

これは、オーソドックスなペットキャリーになります。

ペットのお部屋として使用してもいいし、一緒にお出かけする時に使用することもできるので、とりあえず持っておくと便利です。

 

今まで使用したことがない場合は、ペットが入るのを嫌がることがあるので、その場合は扉は開けたままでキャリーの中でゴハンやおやつを与えて怖くないものだと教えてあげましょう。

 

 

⑦ペットの写真

 

ペットの写真なんてどうするの?

と思うかもしれませんが、地震や雷などの災害はペットがパニックを起こして脱走してしまうことがあります。

 

その際に、ペットの捜索をお願いしようとしても写真がないと捜索のお願いも難しくなります。

 

現在では、スマートフォンの普及により皆さんがいつでも写真を撮ることが出来ると思いますので、いつでも現像できるようにペットたちの姿をたくさん写真に残してあげましょう♪

 

⑧動物病院手帳

 

動物病院の中には治療内容や、既往症について記載された病院の手帳を発行していることがあります。

 

災害時はいつものかかりつけの病院に通えないことがありますので、普段どのような治療を受けているのか分かると、他の病院でも安心して治療を行うことが出来ますので、もしもに備えて分かるところに「動物病院手帳」をしまっておきましょう!

 

まとめ

 

まずは人間の安全を第一にしてほしいですが、優しい人が本当に多くて

自分の事よりもペットが大事!

という方をたくさん知っています。

 

 

そうした方にとって、こうした災害時の備えをしておくと、結果として自分たちの命の保護にもつながるかなと思って今回の記事を書かせていただきました。

 

実際に知人で、一回避難したけど愛犬が心配で家に戻ったら災害に巻き込まれた!という人もいましたので、皆さんが安心して避難できるように準備をして頂けたら嬉しいです(*^-^*)

 

災害は、想定していない頃に急にやってきます!

余裕がある今だからこそ準備をして、楽しいペットライフを送りましょう!

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