
「最近、動物病院代が高い…」と感じたことはありませんか?
ペットは大切な家族ですが、病気になってからの治療は時間もお金も大きな負担になります。
もし皆さんのペットが病気や怪我をしてしまった場合、時間や労力・そしてお金がかかってしまいます。
こうしたペットの医療費は年間で犬は約5.9万〜7万円、猫は約4.2~6万円かかるといわれていますが、15歳以上(ハイシニア)になると年間20万を超えることも珍しくありません💦
ですが、もし日頃から未病ケアを行ってペットの健康寿命を延ばす事が出来たら、こうした医療費や治療にかかる費用や通院などの手間を減らせる可能性があります。
実は、多くの病気は
👉 “未病ケア”で防げる可能性があるんです。
しかも、未病ケアというのはちょっとした工夫で実践が可能で、これらの医療費を節約することが出来る可能性があります。
この記事では、プロトリマー歴10年以上の経験をもとに、今日からできる未病ケアの方法を分かりやすく解説します。
1. 未病ケアとは?

『未病ケア』という言葉を聞いたことが無い人もいると思いますので、未病について説明すると、未病とは「まだ病気ではないけど、健康でもない状態」のことです。
- 病気になる前のサイン
- 体のバランスが崩れ始めている状態 など
つまり病気の予兆が出ている段階で早めに対策をしようということです。
予兆となる段階で未病ケアを実践することで、病気の予防につながります。
病気になってから治すより、“なる前に防ぐ”方が圧倒的にコスパがいいと言われており、人間の場合、未病ケアは医療や介護にかかるコストと比べて約1.5兆円の医療介護費の削減を期待できるといわれています。
2. 未病ケアのメリット

では実際に未病ケアを行うメリットについて具体的に説明していきます。
① 病気の重症化予防
病気というのは、発症したり重症化すると完治するまでに時間がかかったり、お金がかかるばかりではなく、場合によっては完治しない(後遺症が残る)場合があります。
また、もし完治が可能であったとしても病気の間は体調が悪い状態で過ごすことになり、完治までの間に時間や費用がかかってしまいます。
日々のケアでペットの体調に気を付けることで異変に気づきやすくなり、早期発見・早期対応が可能になります。
② 医療費の節約
- 軽い症状 → 数千円
- 重症化 → 数万円〜数十万円
👉 放置するほど費用は増えます。
未病ケアにおいては、早期発見・早期予防が大切です。
ペットの体調不良を早めに気づくコツは後ほど解説します(*^-^*)
③ 寿命の延長
食事・運動・生活習慣の積み重ねが健康寿命に影響します。
特に肥満の予防が重要です!
肥満自体は一見すると健康に何ら問題ないように見えますが、肥満を原因として引き起こされる症状は多岐にわたるので注意が必要です💦
【肥満によって生じる病気リスク】
糖尿病、高血圧、脂質異常症、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞、
がん、睡眠時無呼吸症候群など、重大な病気のリスクを著しく高めます。
3. 未病ケアをしないリスク

何のケアもしないで過ごしていると、

ペットの体調に気づかないで悪化しちゃった💦
ということが起こりえます。
例えば、気づかないで悪化しがちな症状としては
- 肥満 → 関節・心臓に負担
- 歯周病 → 口内環境の悪化、進行すると顎の骨が溶けることも💦
- 栄養バランスの崩れ → 体調不良・免疫低下 など
気づいた時には進行しているケースも多いです。
早期発見・早期対応が大切となるわけですが、早めにペットの体調に気づいてあげるコツについて解説しようと思います。
4. ペットの未病に気づくコツ

ペットの体調不良は、ある日突然起こるわけではありません。
実は多くの場合、「未病(病気になる前のサイン)」が現れています。
しかし、そのサインに気づけるかどうかで健康・寿命・医療費が大きく変わります。
① 「いつもの状態」を知ることが最重要
未病に気づくために最も大切なのは、普段の状態を把握することです。
≪チェックしておくべきポイント≫
- 食べる量 ⇒ 適正な量はどのくらいか・少食になっていないか
- 体重 ⇒ 太っていたり、痩せすぎていないか
- 便の状態 ⇒ 硬さや臭い、形状、色はどうか
- 元気 ⇒ 動きが少なかったり、落ち着きがなかったりしないか
👉 「いつも通り」が分かるからこそ、異常に気づけます。
ペットの体重の計り方や、適正な量について知りたい方はコチラの記事を参考にしてください(*^-^*)
② 食欲の変化を見る
食事は健康状態が最も表れやすいポイントです。
チェックするべき具体的な要件としては
- 食べる量が減った
- 食べムラが増えた
- 急に食いつきが悪くなった
👉 体調不良やストレス、口のトラブルの可能性があります。
③ 便・尿のチェック
便のチェック
- 柔らかすぎる・硬すぎる
- 色がいつもと違う
- 泥っとしたものが一緒にある
👉腸粘膜の剥離などがあると出血が伴うこともある。
尿のチェック
- 回数が増えた・減った
- 色が濃い(血が混ざっている)
- キラキラしたものが混ざっている
👉 内臓の状態が反映されやすい重要なサインです。
④ 行動の変化に注目する
ペットは体調不良を行動で表します。
- 元気がない
- 寝てばかりいる
- 触られるのを嫌がる
👉 「なんか違う」という違和感は見逃さないことが大切です。
⑤ 体重・体型の変化
- 急に太った
- 急に痩せた
- 触った感触が変わった
👉 特に肥満は気づきにくく、様々な病気の原因になります。
⑥ 口臭・ニオイの変化
- 口臭が強くなった
- よだれが増えた
- 歯が抜けていないか
👉 歯周病などの口腔トラブルの可能性があります。
⑦ 皮膚・被毛の状態
- かゆがる
- 赤みがある
- 毛ツヤが悪くなる
👉 皮膚トラブルや体調不良のサインです。
⑧ 「数日続く変化」に注意する
❌ 1日だけ元気がない → 様子見
⭕ 数日続く → 要注意
👉 一時的か継続かが重要な判断ポイントです。
※ よくある見逃しパターン
- 「気のせい」と思ってしまう
- 「そのうち治る」と放置
- 忙しくて観察していない
👉 小さな違和感の積み重ねが大きな病気につながります。
5. 今日からできる未病ケア

① 食事管理
- 総合栄養食を選ぶ
- 適正量を守る
おススメの総合栄養食はコチラ⇓

おすすめ理由:
- 人間も食べられるヒューマンクオリティであること
- チキン・ダック・ターキー・サーモンのマルチプロテインであること
- 乳酸菌も一緒に配合されていること
- 品質と価格のコストパフォーマンスに優れていること
実際に私も長年使用しているおすすめフードです。
② 体重管理
- 定期的に測る
- 急な増減をチェック
ペットの体重を計る時にはデジタル表示が圧倒的におススメです!
おススメの理由としては
- デジタル表記なので簡単に見やすい!
- 体重計がコンパクトな設計なので洗面所の隙間などにしまいやすい
もちろん人間の体重や体脂肪率も表示できるので、飼い主さんの体重管理にもおススメですよ(*^-^*)
👉ペットの体重は抱っこしながら体重計で計り、自分の体重を引くことで計る事が出来ます。
③ 運動習慣
- 犬 → 散歩
- 猫 → 遊び
👉適度な運動はカロリー消費やストレス軽減に効果的です。
④ デンタルケア
- 歯磨き
- デンタルガム
👉歯周病は全身疾患につながるため重要です。
≪飲み水に混ぜるデンタルケア≫
【特徴】マウスクリーナーゼロは匂いや味のない液状で出来ているので、慣れていない子にも安心してご使用できます。
【成分】水、亜鉛、グリセリン、リンゴ酸、プロポリス抽出物、ビタミンB、ビタミンC
【使用方法】
- お水300mlに対し、本品を5ml入れ、よくかき混ぜてから与えてください。
- 使い始めは少量(1、2滴)から初めて、徐々に慣らして下さい。
- 1日に1度はお水をお取替えください。
※ご飯にかけて与える場合は、体重(kg)×1mlを目安に原液を与えてください。
≪口内を優しく磨く シリコン歯ブラシ≫
ペット用の歯ブラシだと意外と力が入りすぎて歯ぐきから出血しがちです💦
ですが、シリコン歯ブラシであれば口内を痛めるリスクを極力抑えて歯磨きが可能です✨
【特徴】
指サックブラシは、100%シリコンなので柔らかく安全です。
ブラシ内側に通気ラインを入れ、指の出し入れが容易に出来るように考案した製品です。
柔らかい丸い毛先と高密度のブラシが歯茎を傷つけず細部まで磨けます。
ブラシの洗浄も容易に出来るので、衛生的に使用が出来ます。
【使い方】
人差し指にしっかりはめ、歯と歯茎をやさしく磨いてください。
使用後は、よく水洗いし乾燥させ、清潔なところに保管して下さい。雑菌が気になる場合は、約30秒間煮沸消毒をして下さい。
【サイズ(約)】径25mm×長さ55mm
【耐冷/耐熱温度】-20℃/120℃
【原材料名】シリコン100%
【内容量】2本
≪オヤツでデンタルケア グリニーズ≫
グリニーズは嗜好性が高く、喜んで食べてくれるペットが多いです♪
そのまま与えても良いですが、より効果的に与えるための方法を紹介します。
- ペットが色んな歯で噛めるように手に持って与える
- 自分のペットのサイズに合わせたグリニーズを選ぶ
- 瞳ケアや体重ケアなど副次効果の商品もあります
デンタルケアとしては、色んな歯で噛ませることが大切です。
特に睡眠前の夜に与えるのがおススメ✨
⑤ 日々の観察
- 食欲
- 便の状態
- 元気さ
👉常日頃チェックすることで、健康な状態を覚えておくことが重要です!
6. よくあるNG行動

- おやつの与えすぎ
- 人間の食べ物
- フード量が適当
👉肥満は万病の元と言われますが、意外と無意識行っている日常が肥満の原因になっているかもしれません💦
肥満の原因を考えるなら⇓の記事がおススメです!
7. 未病ケアにおすすめのアイテム

- キッチンスケール
- デンタル用品
- フードストッカー
- 高品質フード
👉食事は身体を構成する重要な要因です。
健康を維持するためにはペットフードの選び方や与え方が大切です。
8. プロとしての実体験

現場で多いのは、「もう少し早く気づけていれば…」というケースです。
- 肥満の放置
- 歯のトラブル
- 食事ミス
👉未病ケアで防げた可能性が高いです。
ペットのトリミングの現場でよく見かけるのが、これらの3つです💦
肥満の放置
お店に来店されるペットの中には、実際に肥満でプクプクしている子も見かけます。
ペットが少し肥満気味なのは、見た目的には可愛らしくて、特に寝ているときにイビキをかいてたりすると愛らしく感じるのもよく分かります。
ですが、肥満を放置することで起こる健康被害にも注意が必要です。
◆ 呼吸障害・熱中症
肥満状態なペットの中には呼吸が苦しそうになる子も実際見かけます。
では肥満でも平気なペットと辛そうなペットでは何が違うのでしょうか?
- 肥満の進行が進みすぎている場合
- 呼吸が苦手な犬種
特に注意が必要な犬種としては
《肥満に注意が必要な犬種》
シーズー・パグ・フレンチブルドッグ・チワワ・ポメラニアン
これらが挙げられます。
特徴としては、鼻が短い短吻種や小型犬種になります。
これらの犬種は、そもそも個体の特徴的に呼吸が苦手だったり、体温の調整が苦手だったりします。
そのため、肥満状態で呼吸が苦しくなると心臓に負担をかけたり、熱中症などを引き起こすリスクも上がります。
長く健康的に過ごすためにもこれらの犬種の肥満は特に注意してみてあげましょう💦
歯のトラブル
特に歯のトラブルは治療が困難で後遺症が残ったり、重篤な症状の原因にもなるので『口臭・見た目(歯石)』などに注意してあげましょう(*^-^*)
◆ 歯石取は命がけ
人間の場合だと歯石を取るときは歯医者さんが簡単にとってくれるので、あまり危機感はないかもしれませんが、ペットの歯石取は大袈裟ではなく命懸けになることがあります💦
何故命がけになるのかというと、ペットの歯石取は全身麻酔によって行われるからです!
歯石は簡単に取れるわけではありませんので、スケーラーなどの専用器具で少しづつ削り取っていくわけですが、ペットが長時間大人しくすることは出来ないのため
全身麻酔によって昏睡させ、口を開けたまま固定する器具を使用した状態で歯石を取ります。
この全身麻酔はペットの体力を消耗させるので、高齢だったり、何かしらの疾患を持っている場合は命に関わることもあります。
未病ケアとして大事なのは、歯石を作らないようにこまめにデンタルケアすることが大切です。
◆ 骨が溶ける歯槽膿漏
歯石取が大変だからと歯石を放置しておくと、歯肉炎や歯槽膿漏へと徐々に悪化していくことがあります💦
歯槽膿漏になると、歯が溶けたり・根元から抜けてしまうことがあります。
ですが歯槽膿漏が本当に怖いのは、骨まで浸透して顎の骨が溶けてしまったり、骨がもろくなることで顎の骨折を起こすこともあります💦
歯肉炎・歯槽膿漏の特徴としては
- 強烈な口臭
- 歯がグラグラする
- よだれが増える
- 膿が出る
などの特徴が現れます。特に強烈な口臭は歯肉炎や歯槽膿漏を起こしている分かりやすいサインなので、臭いが気になったら早めに動物病院で診察を受けましょう。
食事のミス
ペットフードは様々な商品が出ていますが、それぞれコンセプトが違っており自分のペットに合わないコンセプトのペットフードを使用し続けると健康に問題が生じることがあります。
◆ 年齢に合わないフードを使用する
幼少期のペットなら、栄養価の高いパピーフードがおススメですが、パピー用フードを使い続けるとハイカロリーで肥満になりがち💦
自分のペットの年齢サイクルに合わせたフードを与えましょう。
◆ 療法食を与え続ける
病院などでおススメされる療法食は、特定の症状に配慮したフードになります。
これらのフードは特定の栄養を追加したり、逆に特定の成分を制限して作られます。
そのため健康な子にこれらの療法食を与え続けると、栄養の偏りが生じて健康を損なう可能性があります。
今ではネットで簡単に療法食を購入する事が出来ますが、使用する時は動物病院でアドバイスを受けてから使用しましょう!
まとめ

未病ケアは特別なことではなく、日々の習慣の積み重ねです。
- 病気予防
- 医療費削減
- 寿命の延長
👉 今日から少しずつ意識していきましょう。

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