ペットの躾の方法7選! その② 【間違ったしつけ方】

しつけ・トレーニング
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どうもHug店長です(*^-^*)

今回も『ペットの躾の方法7選』というテーマで説明していきます!

ペットの躾で悩んでいる方に向けてステップアップ形式で躾の説明をしています。

思ったように躾が出来ないという方は、『ペットの躾の方法7選』を参考にして実践して頂けたら、

飼い主さんの躾レベルも上昇しますので、是非お試しください!

 

【しつけの7ステップ】

①ペットとの信頼を構築する

②飼い主とペットの主従を明確にする。

③間違った躾と、正しい褒め方

④ご褒美の方法

⑤問題行動を明確にする

⑥問題行動の細分化

⑦躾の継続

 

前回は①ペットとの信頼を構築する方法についてと、②ペットと飼い主の主従を明確にするという内容を説明しました。

 

もし前回の記事を見ていない時は、先に↓コチラをご覧ください。

 

今回は『間違った躾』について説明します!

 

③間違った躾と、正しい褒め方

おそらく、皆さんがペットのしつけで難しいと思っているのは、『叱るタイミング』と『褒める方法』が分かりにくいのかと思います。

 

例えば、お家でペットと一緒に生活していると、どうしても粗相をしてしまうことがありますよね?

よく有りがちなペットの粗相としては、

【ペットがよく有りがちな失敗】

●おトイレ以外の所で排泄をしてしまった。

●タオルなどを遊んでボロボロにしてしまった

などが多いのではないでしょうか?

 

この時に飼い主さんとしてはちゃんと教えているつもりだけど、実は間違った教え方をしているということがあるので、

よく有りがちな間違ったしつけ方を見ながら、

自分の教え方ってどうかな?

と見直してみてください(*^-^*)

 

 

間違った躾① ペットの失敗を怒るだけ

 

ペットと一緒に生活していると、時々粗相することがありますよね?

でもその時に、ただ怒る・怒鳴るだけではペットは正しい行動を学ぶことが出来ないですし、場合によっては違った意図で捉えてしまう子も居たりします。

 

【しつけの失敗例】

ペットがカーペットの上で排泄していたので、怒鳴りつけた。

 

例えばペットがトイレを失敗してカーペットにしてしまった時に皆さんは、どの様に教えていますか?

よく有りがちなこととしては、つい反射的に大声で怒鳴る!ではないでしょうか?

この大声で怒鳴るという行為は、怒られているペットにとってどの様に映るでしょうか?

 

その子によっては、

ミルク
ミルク

飼い主さんに怒られた💦

と理解して、しょんぼりしたり、逃げる子もいるかもしれません。

しかし、何に対して怒られたのかは分かっていないんです!

しかも場合によっては、『排泄をしたこと』を怒られたと感じて、飼い主さんがいる時には排泄をしない様になってしまう子もいたりします。

 

飼い主さんとしては、『トイレの失敗』に対して怒っているつもりでも、

受け取り手のペットは『飼い主さんが怒った💦』という事実しか理解しません。

 

つまり、飼い主さんが怒ると

ミルク
ミルク

自分は失敗した💦

と理解はするけど正しい行動(正解)が分からないので、この行動を繰り返すだけでは正しい行動(専用のトイレで排泄する)については学べていない状態です。

 

間違った行動に対して怒ることも大切ですが、合わせて正しい行動を褒めてあげることが重要です!

 

この失敗例を人間に当てはめると、学生さんがテスト問題を返されたときに×と〇がついて返却されると思いますが、テストに×を付けるだけでは

学生

学生

答えを間違ったわ💦

という事実しか分からない状態と同じです。

ちゃんと正解について学ぶことで、次回から失敗しないようになります。

 

 

間違った躾② 言葉で注意する

ペットを躾ける時はどんな言葉をかけたとしても、その言葉の意味は伝わりません!

むしろ、何か失敗行動に対して声をかけるという行為自体がペットへの報酬(ご褒美)に繋がる可能性があります。

 

賢いペットであれば、人間の言葉を理解している子も居たりしますが、基本的には『声のトーン』で理解していることが多いです。

 

声のトーンってどういうこと?

という方もいると思いますので詳しく説明すると、例えば犬に『オテ』をさせようとした時に似たような響きの言葉でもおそらく『オテ』をしてくれると思います。

 

実際に自宅のペットで試して欲しいのですが、

もし『お手』が出来るのであれば、いつも出すコマンドと同じように、『桶(おけ)』とか『ラテ』と言ってみてください。

おそらく、『お手』をすると思います。

 

この様に人間の言葉を理解しているようでも、その言葉の意味については、ほとんど理解していないことが多いです。

 

つまり、ペットの失敗に対して『言葉で注意』したとしても

受け取りてのペットからは『構ってもらえた』=『褒めてもらえた』と受けっとてしまうことがあるので、

飼い主さん側としては怒っているつもりでも、受け取り手のペットとしては構って貰えた♪と感じてしまっては逆効果になります。

 

もしペットが、飼い主さんの注意に対して『褒めてもらえた』と受け取っている場合は

失敗行動 飼い主から構って貰えた(褒めてもらえた) ⇒ 失敗行動を繰り返す

という悪循環になりえます。

 

教えているけど失敗行動が直らないという場合は、ちゃんと正しい行動に対して褒めているのかどうかについて自分の行動を見直してみましょう!

 

間違った躾③ ペットの失敗行動に体罰を与える

ペットへの体罰は絶対に禁止行動です。

それはペットとの信頼関係が崩壊してしまうためです。

 

これは以前の『ペットの躾方法 その①』でも説明した通り、ペットに躾を行う時はペットとの信頼関係が必要です。

ペットが飼い主さんを敵視していては、素直に内容を受け入れてくれないので今後の躾を行うことが困難になります。

ですので、絶対にペットを叩くなどの体罰は止めましょう!

 

もし、もう既にペットとの関係が壊れてしまっている場合は、

とにかく、ペットとの信頼を取り戻すために、ペットを褒めることを探して下さい。

 

●飼い主さんに笑いかけてくれた

●傍に来てくれた

●ゴハンを食べてくれた

●甘えてくれた

なんでもいいですので、ペットの良いところを見つけて

まずは褒めたり、撫でたり、おやつを与えたりして

信頼を回復させましょう!

 

【注意点】 無理やり褒めなくても良いです。失敗行動を褒めてしまうと助長してしまうので、ちゃんと褒めるに値する内容に対して報酬を与えてください。また、信頼を回復するまでは怒ることはしないで、飼い主さんへの信頼回復に努めましょう!
 

叱るという行為の意味

 

叱るという行為は、人間に当てはめると試験やテストで×(バツ)を付ける行為なので

ダメな行為だということは伝わるかもしれませんが、

ちゃんと正解が分からないと、どの様に気を付ければ良いのか分からないままになります。

 

ペットが失敗したことに叱ることは大事ですが、それ以上にどんな行動が正解なのか

褒めて教えることが、より重要になります!

叱った後は、ちゃんと行動を褒めてあげましょう。

 

次回は『③躾の正しい褒め方』について説明しますので、

また次回も読んでいただければ嬉しいです(*^-^*)

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