犬とのハッピー・コミュニケーション術をマスターしよう!

しつけ・トレーニング
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犬とのコミュニケーションは、深い絆を築くために不可欠です。

愛犬との良好な関係は新しい刺激を受けたり、家族や仕事仲間などの周りの人との会話のテーマになったりと、日々の生活を楽しくしてくれます。

それ以外にも愛犬のしつけを行うときにも愛犬との関係構築は大きな意味を持ちます。

これは人間に置き換えると、

例1)普段関わりのない人から褒められた時

例2)普段から面倒を見てくれる先輩・上司から褒められた時

上の2つの場合でも、例2である『普段から面倒を見てくれる人』から褒められたほうが嬉しいのがわかると思います。

 

これは飼い主と愛犬においても同じことが言えます。

 

つまり愛犬と良質な関係構築をすることができれば、しつけの難易度をグッと簡単にしてくれますし、愛犬の素晴らしさを飼い主さんもよく理解することができます。

 

当店にご来店されるお客様にも、愛犬との接し方を悩まれている方も多くいらっしゃるので、今回は愛犬とより良い関係を築くためのコミュニケーション術に焦点を当てます。

手軽に実践できるヒントを4つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

1. 基本のコミュニケーション

愛犬との良好な関係を築くたっめの第一歩は、基本的なコミュニケーションです。

日頃から愛犬と接するときに『声のトーン』、『手の動き』、『姿勢』などを通じて、犬に対して安心感を与えましょう。

犬は私たちの態度や表情を敏感に感じ取る生き物ですので、ポジティブでリラックスした雰囲気を意識してください。


 

・声のトーン

犬はオオカミを祖先とする生き物なので、オオカミと同じようにコミュニティ(家族・集団)を大切にします。

コミュニティの維持には、お互いの意思疎通(コミュニケーション)が重要です!

 

声のトーンは分かりやすいコミュニケーションの一つなのでとても重要です。

例えば、人に賞賛の言葉をかけるときに

おぉ~!凄いじゃん✨

と言ってもらえたら凄く嬉しいですよね♡

 

 

でも同じ言葉でも

おー、すごいじゃん。(棒読み)

と棒読みで褒められたのでは、全然達成感を感じることは出来ないですよね?

 

愛犬に声をかけるときも一緒なんです!

愛犬を褒める時、または挨拶をする時も『明るく』『楽しい気持ちで』声をかけてあげたほうが、しっぽをブンブン振っちゃうくらい嬉しくなるし、安心するんです。

 

愛犬に声をかけてあげる時は、なるべく明るい口調で話しかけてみてください✨


 

・手の動き

愛犬とコミュニケーションをとる時は、思った以上に手を使うことが多いです。

🐾頭や身体をなでる時

🐾おやつをあげる時

🐾首輪をつける時

すべて『手』を使用して行うコミュニケーションです。

 

ですので例えば犬のしつけの時に『手』で頭を叩いたりすると、愛犬は『手』を嫌いなもの(敵)として捉えてしまうんです。

 

一度『手』を敵として認識されてしまったら大変です💦

🐾頭や身体をなでる時

🐾おやつをあげる時

🐾首輪をつける時

これらのすべてが『手』(敵)によって行われるからです。

 

こうなってしまってはコミュニケーション以前の信頼の構築からやり直さなくてはいけません。

 

愛犬とのコミュニケーションで『手』を使用するときには、

♡安心させる

♡褒める

♡大好きなもの

として認識してもらえるように心がけましょう♪


 

・姿勢

これは愛犬との関係構築をする心構えです。

 

例えば愛犬のお世話をする時に

●仕様がなくお世話をする

●お腹が空いてもゴハンをあげない

というように、嫌々お世話をするようでは愛犬は幸福感を感じないでしょう。

それはきっと飼い主さんも楽しくないはずです。

 

それでは勿体ないですよね!?

 

ペットを飼っている人の中には、ペットを飼うことで『今まで以上に幸福感を感じていたり』『今まで挑戦できなかったことにチャレンジできたり』と大きい幸せを感じている人がたくさんいます!

以前にペットを飼うことで得られる幸福について記事にしていますので良ければコチラも参考にしてください。

 

愛犬と接するときには、自分の幸福感にもなりますので積極的に関わってあげてください。

 


2. ポジティブ・リンフォースメントの活用

犬が良い行動をしたときには、即座にポジティブなフィードバックを与えることが重要です。おやつや褒め言葉、愛情を使って報酬を与え、良い行動を強化しましょう。

これにより、犬は望ましい行動を覚え、より素直になります。

この良い行動に対して褒める行動を、『ポジティブ・リンフォースメント(正の強化)』と言います。

 

これは人間社会でも『ポジティブ・リンフォースメント』は良く使われています。

例1)日頃の仕事の対価として、給料(または賞与)を与える
例2)コンビニの定員さんが、詐欺を未然に防いだので表彰する
上の例のように頑張ったご褒美として何かを与えることで、良い行動を促す効果があります。
愛犬に『ポジティブ・リンフォースメント』として何かを与える時には、
・おやつを与える
・ごはんを与える
・遊んであげる
・撫でてあげる
などの様に愛犬が喜ぶご褒美であれば成立します。
ポジティブ・リンフォースメントを使いこなせればコミュニケーションの上達はもちろんのこと、愛犬のしつけも上手に行うことが可能です。
普段何となくごはんやおやつを与えているのなら、この機会に何かを教えながら与えられるようになったら、どんどん良い行動を覚えてくれるので、愛犬との暮らしがより楽しくなりますね♪

3. ボディランゲージの理解

犬たちは私たちの行動や習慣など、ボディランゲージをよく理解しています。

例えば私たちが「仕事の日」と「休日の日」ではリアクションが違うという経験は多いのではないでしょうか?

人によっては「普段のお散歩」では楽しそうにしっぽを振って出かけるのに、「動物病院の日」には逃げ回って捕まえられない💦という経験をされているかもしれません。

 

そのくらい犬は私たちの行動をよく観察しています。

 

逆に私たちも犬たちの行動をよく観察して、特定のポーズや表情が犬にとってどういう意味なのか知ることは、より高度で円滑なコミュニケーションを可能にします。

例えば「リラックス」しているときの犬は、しっぽをリラックスさせて丸くなって寝ていたり。

「楽しくて興奮している時」は、しっぽをブンブン振って表情もニコニコして動きも活発になります。

 

こうした犬のボディランゲージを学ぶことができれば、まさにボディ(身体・行動で)ランゲージ(会話)することが可能です。

 

【ボディーランゲージの例】

●愛犬と遊んであげる時に、目線を犬と合わせる様に姿勢を低くする

●愛犬をしつける時に目と目を合わせてじっと見つめる

上の例は犬同士でも良く行っているボディーランゲージです。
飼い主さんが犬のボディーランゲージを模倣することで、人間の意図を犬に伝えることは十分に可能です。

 

専門用語でカーミングシグナルとも呼ばれますが、私たちが犬たちと同じような行動をすれば犬もそうした行動を理解してくれます。

カーミングシグナルの記事を紹介するので、興味があれば参考にしてみてください。

 

 

ボディランゲージをマスターして、言語だけではなく行動でもコミュニケーションが取れると、より私たちの意図が犬たちに伝わりますので、ぜひ愛犬に試してみてください♪

 


4. 遊びを通じたコミュニケーション

遊びはコミュニケーションを深めるための素晴らしい手段です。おもちゃを使ったゲームや、外でのアクティビティは愛犬との絆を深める絶好の機会です。

犬は基本的に退屈している生き物です。これは若ければ若いほど退屈気味に過ごしがちです。

 

だからこそ、飼い主さんが愛犬の為に時間を取って遊んであげることは、コミュニケーションとして凄い効果的です!

手軽に犬と遊べる方法を2つ紹介します!

 

(1)ボール遊び

ボール遊びはとても簡単かつ効果的な遊びの一つです。

・準備が簡単で

・とても喜んでくれる

というメリットがあります。

 

遊び方は

1.犬が咥えられるサイズのボールと、小さいオヤツを用意する

2.犬が見える範囲で投げてあげる(室内の場合は転がしてもOK!)

3.ボールを咥えたら、オヤツを見せながら呼ぶ

4.ボールと交換でオヤツをあげる

この1~4を繰り返し遊ぶことが可能です。

ボールに興味がない時は、ロープのオモチャや、中におやつが入るゴムのオモチャでも代用が可能です。

 

【ロープのオモチャ】

 

【ゴムのオモチャ】

コング M 犬 犬用おもちゃ【HLS_DU】 関東当日便

 

特にダックス・コーギー・テリアなどの様に運動が大好きな犬種ほど好意的に遊んでくれると思います。

使用するボールは破裂しない様にテニスボールの様なものがおススメです!

ゴムボールの場合は破裂したり、誤飲する可能性があるので、もしゴムボールを使用する時は劣化具合やサイズに気を付けましょう。

 

(2)おやつ探しゲーム

これは食べるのが大好きな、食い意地が張った子にオススメの遊び方です。

遊び方の手順は

1.コップ(2~3個)とオヤツを用意する。

2.オヤツを1つ床に置いてコップを被せる

3.おやつの入ったコップと、空のコップをシェイクする

4.愛犬に探させて当たったらオヤツを与える

5.外した場合は、正解のコップを見せた後にコップの数を減らしてもう一回遊ぶ

 

これは、物を探すトレーニングでも使用されている遊びです。

犬の得意な嗅覚を利用することと、オヤツというご褒美を与えることが、犬の承認欲求を満たしてくれるのでとても喜んでくれます。

 

犬が自力でコップを開けられない様に、少し重量のある陶器のコップがおススメです。

飼い主さんも愛犬がちゃんと正解が分かるかどうかドキドキして楽しいので是非チャレンジしてみて下さい。


 

愛犬と一緒に楽しむことで、犬はあなたとの時間をより楽しいものと感じるでしょう。

愛犬の性格やサイズによって向いている遊び方があるので、色々工夫して遊んであげましょう♪

 

 


まとめ

犬とのコミュニケーションはお互いを理解し合う素晴らしい方法の一つです。

コミュニケーションの方法は沢山ありますが、今回は4つの方法を紹介しました。

1.基本のコミュニケーション
2.ポジティブ・リンフォースメントの活用
3.ボディランゲージの理解
4.遊びを通じたコミュニケーション

1.基本のコミュニケーション

普段から声をかける時は明るく声を掛けたり、優しく撫でてあげることを意識しましょう。

 

2.ポジティブ・リンフォースメントの活用

良い行動を続ける為には、ポジティブ・リンフォースメントは必須となる技術です。

良い行動を取ったらご褒美をあげることを続けましょう。

 

3.ボディランゲージの理解

愛犬が飼い主さんの行動を理解しているように、私たちも犬の行動を理解して模倣することが可能です。ボディーランゲージをフル活用して、飼い主の意図を伝えてみましょう。

 

4.遊びを通じたコミュニケーション

遊びは犬たちの好奇心や承認欲求を満たしてくれるコミュニケーションです。

愛犬の為に時間を作って、創意工夫して遊んであげましょう♪

 

今回の記事で紹介したヒントを実践して、あなたと愛犬の絆を深めましょう。

少しずつ実践していくことで、より信頼できる仲間になること間違いなしです。

是非、楽しいコミュニケーションの時間をお過ごしくださいね!

 

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