いつもブログを読んでくれてありがとうございます(*^-^*)
10年以上現役プロトリマーをやっているHug店長です!!
今回はペットを飼っていたら毎日与えている『ペットフード』について解説していきます!
ペットフードについての解説って聞くと、

そんなの聞かなくても分かってるよ!
と思う方もいると思いますが、意外と知らないまま何となくで与えてしまうっているケースをよく見かけます。
例えば

うちの子って、ゴハンをどのくらい与えたらいいの?

ゴハンの回数は何回がいいの?

うちの子、ゴハンを食べなくて困っちゃう💦
等々、ペットフードだけでも沢山の質問を頂くことがあります。
その中でも特に「せっかく購入したペットフードを食べない!」という質問を頂くことが多いので、今回はHug店長がお店でよく頂く質問や、ペットフードでありがちな質問について解説し、
『食いつきが悪い時のペットフードの対策方法』についてもご紹介しますので、今後の参考にしてくれたらとても嬉しいです(*^-^*)
疑問① ウチのペットの適正なフードの量は?
【疑問①の回答】

購入しているフードの表示を参考にしよう!
【疑問①の解説】
ペットフードの袋には、ペットの体重当たりのフードの適正量が表示されています。
それは使用しているペットフードによって栄養価やカロリーに違いがあるので、例えば3kgの犬だとしても使用しているペットフードによって一日に必要な給餌量に違いが生じるためですね(*^-^*)
実際にペットフードの袋の給餌量についての表記を見てみると
【1日当たりの給餌量】

この様に、一日当たりのフードの給餌量の目安が載っているので、この一覧表を参考に与えるといいと思います(*^-^*)
体重が3kgの場合・・・1日当たり87g
朝・夕の二回給餌・・・87g÷2回(朝・夕)= およそ43g(1食当たり)
となります。
コチラの分量は目安ですので、多少前後しても大丈夫です!
自分のペットの体重が肥満や瘦せすぎにならないように、フードの表記に近い分量を給餌するように心がけましょう(*^-^*)
実際にペットの体重を図ってみるとピッタリ3㎏ということはあまりないですよね💦
では、例にあるように2.5kgの時はどのように考えればいいでしょうか?
フードの表記をもう一度見てみると
となっています。
1日の給餌量が
・2kg・・・71g
・3kg・・・87g
なのでその中間位を目安にして大丈夫です。
中間の平均の計算方法としては
87g+71g = 158g
158g÷2 = 79g
となります。
ですので、2.5kgの場合
一日の給餌量はおよそ79g
となります。
実際、ペットの年齢や、健康状態、妊娠の有無などによって摂取カロリーは変わるので、こんなにきっちりと計らなくても大丈夫ですが、
過度なカロリーを与えてしまうと、肥満になってしまったり健康に影響が出てしまうのである程度の必要なグラムは自覚して与えましょう!
疑問② ペットの体重ってどうやって計るの?

一日のフードの量については分かったけど、
自分のペットの体重が分からないよ💦
という方も多いですよね?
飼い主さんの中には動物病院で毎回体重を計ってもらっているよ!という方もおられますが、

実は簡単にお家でペットの体重を計れるんです!
【疑問②の解説】
用意するものは、たった一つで人間用の『体重計』のみです!
【ペットの体重を計る方法】
① ペットを抱っこして一緒に体重を計る
② ①の数値から自分の体重を引く
だけでペットの体重を計算できます。
これをお店で説明すると

なるほど!確かにそうだね!!
と意外と喜んでもらえます♪
もし自分たちのペットの体重が分からない場合は、一度一緒に体重を計ってみましょう(*^-^*)
ちなみにおススメの体重計はコチラです!
【おススメの体重計】タニタ体重計BC-768-WH
ペットの体重を計る時にアナログタイプだと分かりにくいので、断然デジタル表示が楽に計ることが出来ます。
こちらはデジタル表記なのはもちろんのこと、大変薄く洗面所の隙間や隅にしまうことができるので、場所を取ることもなく大変便利です!
もちろん人間の体重や体脂肪率も表示できるので、飼い主さんの体重管理にもおススメですよ!
疑問③ ゴハンの回数は何回がいいの?
【疑問③の回答】

家庭環境に合わせて与えて大丈夫です!
【疑問③の解説】
幼少期であれば、なるべくゴハンは柔らかくして常に食べられる状態を作るのがいいと思いますが、
成犬・成猫の場合は、家族の一員として飼い主さんが無理のない回数で良いと思います。
【例】夫婦二人暮らしで共働きの場合
このケース場合、ほとんどの昼間は仕事していて家にいないことが考えられるので3食与えるのは難しいですよね?
その場合であれば、朝・夕の2食にして適正量を与えられれば大丈夫です。
その際の注意点として、「チワワ」「ミニチュアピンシャ」「ポメラニアン」など
特別に小さい個体の場合は、食事がとれないでいると『低血糖』というエネルギー切れを起こすことがあるので、なるべく朝のご飯は完食したのかどうか確認してから外出されることをお勧めします!
低血糖とは血糖値が正常範囲以下にまで下がった状態のことをいい、冷や汗、動悸、意識障害、けいれん、手足の震えなどの症状があらわれます。

もしも低血糖を起こしたらどうしたらいいの💦
という方のためにアドバイスをすると、こちらの栄養剤がおススメです!
【おススメの栄養剤】スタミノン
コチラの栄養剤は、栄養や糖質を含んでいるので低血糖対策だけではなく
『日頃のご褒美』・『フードを食べない時のプラス』・『しつけのご褒美』
などにもおススメです!
もしご自宅にスタミノンが無い時に低血糖を起こしたときは『ガムシロップ』や『砂糖』でも大丈夫ですが、
最近の甘味料は人工甘味料のことが多く糖質を含んでいないことがあるので、なるべくスタミノンの様なペット用の栄養剤を用意しておくといいでしょう!
疑問④ 食いつきが悪い時はどうすればいいの?
【疑問④の回答】

以下の方法を試してみよう♪
対策① ゴハンをお湯で柔らかくする
⇒1食あたりの量のフードが浸るくらいのお湯をいれて蓋(ラップでも可)をします。
5分位置くとお粥みたいになるので、それを与えます。
この方法は、消化器官が弱い仔犬や体調が悪い子にもおススメです!
このふやかしたフードに対策②で紹介する粉ミルクを混ぜると、より抜群に食べるようになると思います(*^-^*)
対策② お気に入りのおやつや、ふりかけ、缶詰を使用する
⇒朝どうしてもご飯を食べない時は、お気に入りのおやつを小さくしてゴハンに混ぜたり、ペット用のふりかけや缶詰を混ぜるのも効果的です!
体重に問題がなければ、粉ミルクもお勧めですよ(*^-^*)
対策①の様に、ふやかしたゴハンに粉ミルクをかけて、混ぜ混ぜするとさらに食いつきUPすると思います。粉ミルクも色々ありますが、特におススメは「ゴートミルク(ヤギのミルク)」が食いつきや栄養面でおススメです(*^-^*)
【ゴートミルク(ヤギのミルク)】
メインバーグ社のゴートミルクは人間用として販売されていますが、ワンちゃんや猫ちゃんにもご利用が可能です。
ゴートミルクであれば、牛乳の様にお腹がゴロゴロしにくいので安心してご利用いただけますし、栄養価も高いので普段の栄養補強やサプリメントの代わりとしても与えられるのでおススメです(*^-^*)
対策③ 違うペットフードを試してみる
⇒普段食べているゴハンに飽きてしまって、ほかのゴハンを要求しているのかもしれません。もし他のフードがあったら代わりに入れてみてはどうでしょう?
この時に、気を付けたいのはメインにしているタンパク源を変更してみるのがおススメです!
例えば、原材料を見た時に「チキン」が主原料になっていたら
「馬肉」「ターキー」「魚」などの違う素材のフードを使用すると
より効果が出ると思います。
おススメのペットフードはコチラです!
【おススメのペットフード】デイリーフォルツァ(ホース)
ペットフードとしては珍しい馬肉を使用したペットフードです!
食いつきもよく、アレルギー対策としてもおススメなので一度お試しください(*^-^*)
対策④ 電子レンジで温めてみる
⇒ペットフードは肉や油を使用しているので、電子レンジで温めると臭いが立って食いつきの促進を促せます。500wの電子レンジであれば30秒もあれば十分です。
※注意点
プラスチックの容器だと溶けることがあるので、陶器製の容器を使用してください!
また、フードは油を含むので長時間の過熱は焦げ、炎上、煙がでるので過熱しすぎないように目を離さないでください。
加熱後はかなり熱くなっていることがあるので、少し冷ましてから与えるとよいと思います。
対策⑤ 最終手段!栄養剤!!
⇒低血糖対策でも紹介しましたが、ペット用の栄養剤が販売されているので、あまり手間暇かけられない場合や、時間が取れない時には、チューブタイプの栄養剤をあらかじめ与えておくのがおススメです!
基本的に甘い味(コーンシロップや小麦の糖質を使用していることが多い)なので、すぐに食べてくれると思います。食べない時には、自分の人差し指につけてペットの前歯の裏にこすりつけると食べてくれます。
ここまで読んでくれてありがとうございます(*^-^*)
フード悩みはまだまだあるかもしれませんが、とりあえずペットフードの与え方でした。
皆様からのお問い合わせや、質問があればお答えしますので↓のリンクからどうぞ♪
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