無自覚にペットを太らせていませんか?

ペットフードの与え方
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肥満の原因を考えよう

 

どうも『Hug店長』です(*^-^*)

当店では、トリミングカルテを記入するときに

ペットの状態の変化が分かるように

『トリミングの内容』の他に、『ペットの状態』について記載しています。

 

『ペットの状態』について具体的に触れると、

体重や皮膚の状態について記載するのですが、

中には順調に体重が増えてしまう子がいたりするので、

飼い主さんにも情報の共有をするために

「前回と比べて〇〇グラム体重が増えましたよ」といった様に

お知らせをしています。

 

しかし、こうして体重が増加気味ですよとお知らせすると

 

 

 

家では気を付けてゴハンを与えているよ!

もしくは

 

 

心当たりがないわぁ💦

 

といった様に、無自覚なまま肥満にしてしまっていることがあります。

肥満が進行してしまうと、様々な病気の原因になったり

腰椎ヘルニアの原因になってしまうこともありますので、

今回は改めて、『どうしてペットが太ってしまうのか?』について

一緒に確認していきましょう!!

 

太る原因①:摂取カロリーが多い?

 

 

太る原因として一番最初に思いつくのは、摂取しているカロリーが多いこと!ですね。

でも、意外と飼い主さんって自分たちがハイカロリーな食べ物を与えていることに気づいていません!

 

具体的には

(1)フードの与えすぎ

(2)おやつの与えすぎ

(3)人間用の食事を与えている

というケースが多いです。

どういう行動をすると摂取カロリーが増えてしまうのかを見ていきましょう!

 

(1)フードの与えすぎ

ペットフードは、その犬種やサイズによって一日に与える量の目安が書いてあります。

 

給餌量の目安の例】

 

 

与える給仕量はそのメーカーさんや、フードの銘柄によっても違うので

現在与えているフードの袋に記載されている【目安量】を参考にして与えましょう。

 

【3kgの小型犬の場合の給餌例

上の写真にある給餌量を目安にすると、

体重が3kgの場合に一日の給餌量は87gとなります。

 

1日2食(朝・晩)の場合は、

87g÷2食=43.5g(1食あたり)となります。

 

もし、1日3食(朝・昼・晩)の場合は

87g÷3食=29g(1食あたり)となります。

 

ダイエット用にカロリーを減らしたフードもあるので

食欲旺盛で、食事を減らせない場合は

ダイエット用のフードを試してみましょう!

 

 

アーテミスフレッシュミックス ウェイトマネージメント

こちらのダイエットフードは

ヒューマンクオリティ(人間が食べられる品質)で作られた

ダイエットフードです!

 

普段のフードが

100gあたり、380〜400㎉あるのに対して

こちらのフードでは

100gあたり、355㎉なっています。

普段通りの食事量で

およそ10%ものカロリーOFFが可能ですので、

一度お試しください(*^-^*)

 

 

(2)おやつを与えすぎている?

 

 

体重が多い子の特徴の中には、おやつを与えすぎているケースもあります。

例えば

 

 

うちの子は、あまりゴハンを食べないけど、なぜか太っちゃうの💦

という飼い主さんがおられますが、

こうした場合に考えられることは

 

①隠れてフードを食べている

②家族の誰かが、こっそり与えている

③実はおやつを与えすぎている

 

というパターンが多いです。

レアケースとして、先天的な異常で身体が肥満になってしまうことがありますが、

今回は例外としておきます。

 

では、それぞれのケースを具体的に確認してみましょう!

 

①隠れてフードを食べている

普段与えているフードやおやつが

ペットが届く位置に保管している方は注意が必要です。

また、ペットフードだけではなく

人間用の食事なども、届く位置にあると

隠れて食べてしまうことがあります。

 

もしも心当たりがある方は、

フードやおやつをペットの手が届かない所に保管するように気を付けましょう!

 

臭いが漏れないように袋に入れたり、

戸棚の中に入れておくと良いと思います。

 

保管にオススメなのが、ジップロックの様に密封できるものを使用すると

臭いの放出が防げるので、悪戯の防止にもつながりますし

食いつきの保持や保管性に優れますね(*^-^*)

 

ジップロック フリーザーバッグ M 大大容量(90枚)【Ziploc(ジップロック)】

 

②家族がこっそり与えている

このケースは、ペットに食事を与える人が

決まっていない場合に起こりがちなケースです。

 

すでに他の人が与えているのに

気づかないまま別な人がフードを与えてしまったり、

ペットを可愛がるあまりに、余分に与えてしまうケースがあります。

 

購入しているフードやおやつの残量を把握して管理したり、

もしくは家族みんなで情報の共有や

協力してペットのダイエットを行うことも良い方法です。

 

みんなで協力して行うと、各々に責任感が生じたり、

家族一体で行う楽しさがあると思いますので、

この方法も試してほしいと思います。

 

 

③おやつを与えすぎている

『おやつを与えすぎている』場合は

自覚がある場合でしたら、おやつを控えたり、

与えたおやつの量を考慮して運動量を増やしたり、

フードの量を減らせば解決します。

 

しかし、自覚がない場合は

一日にどのくらいおやつを与えているのかをしっかり把握することが大切です。

 

購入しているおやつの袋には、体重別の給餌量や

カロリーが記載されていると思います。

 

一日にどのくらい与えているのかをメモしておくことで、

摂取しているカロリーを把握して体重の管理を行うことが出来るので、

しっかり管理をしましょう!

 

 

 

(3)人間用の食事を与えている

 

飼い主さんの中には、ペットを溺愛してしまうばかりに

人間用の食事を与えてしまう方もいます。

 

人間の食事は、大変おいしく、新鮮で、衛生的なので

大好きなペットと分かち合いたくなる気持ちは分かりますが、

この行為には、いくつかの注意点がありますので

それらを確認していきましょう!

 

注意点① ペットフードを食べなくなる可能性がある!?

人間用に作られている食事は、より多くの人に喜んで貰うための工夫が凝らされています。

料理は美味しく感じてもらうために、味を濃くつくられたり

香りを出すために様々な食材や、油を使用して作られています。

 

それに対して、ペット用のゴハンは味は淡白で、

フードの表面に油を吹きかけて、香りを出すように工夫して作られます。

 

ペットフードの味が淡白なのは、ちゃんと理由があります。

基本的に猫や犬は身体から汗をかかないので、

人間みたいに塩分や糖分を必要としていないためです。

 

ですので、ペットからすると人間用の食事は

味が濃くて、とても美味しいので

結果としてペットフードが不味く感じてしまう様になる可能性があります。 

 

ペットたちは頭が良いので、美味しいものを知ってしまうと

今まで与えていたフードを食べなくなってしまうこともあります。

 

そうなると、飼い主さんはどうにか食べさせようとして

●おやつを多く与えてしまう

●人用の食事を与える

など、安易な方法で解決してしまう人も少なくありません。

 

まずはペットに贅沢をさせないように普段の食事に気を付けてあげましょう(*^-^*)

 

注意点② カロリーオーバーしてしまう

人間用の食事は基本的にハイカロリーに作られています。

その証拠に、多くの人が肥満状態にあったりします。

 

公益財団法人 生命保険文化センター

のデータによると、

20歳以上の人で男性の33%、女性の22%が

肥満(BMI25以上)状態にあるそうです。

肥満の人の割合はどれくらい?|より豊かな人生に向けた生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター
公益財団法人生命保険文化センターは、公正・中立な立場で生活設計と生命保険に関する様々な情報を提供しています。(設立1976年)

 

人間でさえ肥満になってしまう食事を

身体の小さなペットが食べてしまっては

簡単にカロリーオーバーになってしまいます!

 

人間用の食事は味も香りも強いので

とにかくペットが届かないような工夫を凝らしましょう!

 

 

太る原因②:運動量が足りていない

 

食事量がしっかりと管理していれば基本的には

肥満にはなりにくいですが、

犬種によっては運動量がかなり必要な犬種も存在します。

 

ではどんな犬種が運動量が必要なのか?について

具体的に説明します。

 

①ミニチュア・ダックスフンド

小型犬種の中でも特に人気のある犬種ですね!

胴長短足という特徴が特にかわいい犬種です。

 

しかし、ダックスフンドは

アナグマやウサギを狩猟するために改良された経緯があるので、

かなりの運動量が必要とされています。

 

運動量の目安はおよそ一日につき1時間位を

目安とするといいと思います。

例えば朝30分、夕方30分という様に

運動を分けてもいいかもしれませんね(*^-^*)

 

食べることも大好きな犬種なので、

食事量と運動量に気を付けて飼育したいですね♪

 

②ミニチュアシュナウザー

シュナウザーはドイツ語の「口ヒゲ」を意味する通り

お口周りの毛が特徴的な犬種ですね(*^-^*)

 

口ヒゲが立派なあまり、女の子でもおじいちゃんみたいって

言われたりしますね(笑)

 

そんな見た目も可愛いシュナウザーですが、

ネズミやモグラなど人間にとっての害獣を狩猟していた

立派な狩猟犬種になります。

 

運動量もかなり必要で、

1日1時間くらいは運動時間を取ってあげた方が良いと思います。

 

お外の天気が悪い時は、室内で一緒に遊んであげましょう!

 

③ミニチュアピンシャー

見た目の小ささからは想像できないくらい運動量が凄い犬種です!

実際に触ってみると実感しますが、

全身が筋肉質で「小さなドーベルマン」と呼ばれるくらい

立派な体格をしています。

 

体重自体は2〜4㎏くらいと小さく、

被毛も短いために、お世話がしやすい犬種かと思います。

 

しかし、行動力が凄いのでしつけは本気で行う必要があります💦

 

一日に必要な運動量は

30分〜1時間はしっかり運動したほうが良いでしょう!

 

まとめ

基本的にペットが肥満になる時は

①摂取カロリーが多い

もしくは

②運動不足

のどちらかになります。

 

①の摂取カロリーに関しては、

1.食事量に気を付ける

2.おやつを与えすぎない

3.ペットの手の届く位置に食べ物を置かない

ということに気を付けましょう。

 

家族と一緒に情報を共有して

みんなで一丸となって頑張りましょう♪

 

 

②の運動不足に関しては

1.運動や遊びの時間をしっかりとる

2.犬種によっては1時間以上運動させる

3.中型犬や大型犬は意識的に運動させる

ということが大切です。

 

お散歩の際は、気温や天気に気を付けて

健康的な運動を心がけましょう(*^-^*)

 

 

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