災害時の備えをしっかりしよう!
2022年3月16日に震度6の地震が宮城県で起こりました。
東日本大震災でも実感しましたが、地震は急に起こり、家具の破損や、落下物でのケガ、停電など多くの被害を及ぼします。
特に停電になってしまうと
●レジが動かないので買い物が出来ない
●ガソリンが買えない
●電波も止まって携帯がつながらない
など様々な不便が生じます。
飼い主さんが無事に過ごせることで、大切な人やペットを助けることが出来るので、もしもに備えて準備を行っておきましょう!
また災害時はペット用品は緊急性が低いという理由で、購入することが特に難しくなってしまいがちです。
ペットのための備えについても、予め準備を整えてもしもに備えておきましょう!
災害に備えておくもの
まず、何より優先しなくてはいけないのが人間(飼い主)のための備えです!
か弱いペットを守ることも大切ですが、人間が元気じゃないと守ってあげることもできないので、まずは自分たちの備えをしておきましょう!
具体的に必要な物としては、
【災害時に備える物】
1.飲料水3日分(1人当たり1日3ℓを目安)
2.食料品3日分(ゴハン(アルファ米)、カップ麺、乾パン、ビスケットなど)
3.日用品(タオル、懐中電灯、ラジオ、予備バッテリー)
4.救急用品(絆創膏、包帯、常備薬)
5.消耗品(マッチ、ろうそく、カセットコンロ、ティッシュなど)
が必要です。
詳しくは首相官邸のホームページにも記載がありますので、こちらをご参照ください。
では、具体的にどの様なものを用意しておけばいいのかについて確認してみましょう!
1.飲料水
飲料水については3日分をとりあえず用意しておくことをおススメします!
1人につき1日当たり3ℓを想定するので、一人当たりおよそ10ℓ(500mlペットボトル × 20本)位を用意しておくと良いでしょう!
地震で断水が起こると一応給水車が来ると思いますが、一人で抱えられる量には限りがあるし、停電時は車が使用できないことも起こりえます。
また、給水車が来るとしても何日くらいで来るのかも分からないし、来たとしても大変混雑することが予想されます。
万が一に備えて、ミネラルウォーターを用意しておきましょう!
期限が過ぎても取っておく価値あり
過去に用意していた飲料水の賞味期限が過ぎていたとしても少し残していてもいいかもしれません。
期限切れのミネラルウォーターは、
●トイレの水
●手や食器を洗う
などに使用することが出来ます。
ただし間違って飲んでしまわないように、期限が過ぎていると分かるようにラベルを付けておくことをおススメします!
2.食料品
飲み水の確保をした後は食料品の確保ですね!
停電時も一部のスーパーは入荷を頑張ってくれましたが、ガソリンも手に入らない中での入荷なので入荷数も少なく、一人当たり5品までといった様に、数量が決められての買い物になっていました。
もしもに備えて食料品も1人につき3日分は確保しておきましょう!
非常食① アルファ米セット
アルファ米は水でも作ることが出来る特別なお米です!
今回紹介しているものであれば、熱湯で15分、水で60分で出来上がります!
バラエティーも豊富で
●非常食
●料理が面倒な時の食料
●キャンプごはん
としても活用できます。
まだ何も備えてないわ💦
という方に特におススメなので、良かったら一度試してはどうでしょう?
非常食② カップ麺
これはどこのスーパーでも販売されている心強い非常食ですね!
カップ麺の場合は、お湯がないと食べられないのでカセットコンロや、プロパンガスが必要になります。
プロパンガスの場合は、停電時でも使用できることが多いのでガス漏れに気を付ければ使用することが可能です!
もしも都市ガスで生活している場合は、大きい地震の時に供給がストップすることがあるので、カセットコンロを用意しておきましょう!
非常食③ 乾パン・ビスケット
乾パンやビスケットなどの乾物は物持ちが良く、非常食としても重宝される食べ物です。
しかも、非常時の食事は味気ないものが多くなりがちの中食べるビスケットは本当にありがたい存在になります!
お子さんがいる場合や、色々な食べ物が欲しい場合はあると重宝すると思いますよ(*^-^*)
3.日用品
災害時に必須ともいえるのが日用品の存在です!
特にラジオや、ラップ類は災害時にとても重宝したので、是非皆さんも用意しておきましょう!
ラジオ
スマートフォンが普及した今となっては、ラジオがない家も珍しくないと思いますが、大きな災害時は「ラジオしか使用できない!」と思っておきましょう!
まず携帯電話やスマートフォンは、大規模な停電時は電波もストップするのでWi-Fiも含めて使用することが出来ません。
また情報の取得のメインともいえるテレビは、停電時には何の役にも立ちません!
大規模な災害の時の情報は全てラジオでしか入手することが出来ないので、もしも持っていなかったらラジオを一つと呼びの乾電池を用意しておきましょう!
今回紹介したラジオは、手回し充電で携帯電話やスマートフォンを充電することもできるタイプになっています。
いざという時や、キャンプの時には活躍できるので用意しておきましょう!
サランラップなど
災害時にサランラップって、何に使うの?
と思う方が多いと思いますが、東日本大震災ではとても活躍した日用品です。
主な使用方法としては
●食器にラップをした上に食材を置く
⇒食器が汚れないので、水を節約できる!
●お腹に巻いて保温
⇒もしもの時の体温保持に!
という万能っぷりです!
特に水が使用できない中での食器はなるべく汚れない方が良いので、衛生面でもラップを敷いておけば安心して食料を食べることが出来ます。
しかもかさばらないので、一本位余裕をもってキッチンに備えておきましょう(*^-^*)
4.救急用品
災害時は病院も混雑していてすぐに治療してもらえないことがあります。
軽度の体調不良やケガは応急処置できるように用意しておいた方が良いものについて紹介します!
消毒薬
災害時は部屋の片づけを行ったり、何かと外出して物資を集めることがあります。
その際にケガをして悪化すると大変なので、消毒薬を用意しておきましょう!
具体的には
●オキシドール
●ヨードチンキ
などがあるといいと思います。
正露丸
災害時に常に衛生的に過ごせるとは限りません!
もしも食あたりなどを起こしてしまうと、下痢、腹痛、発熱などを引き起こしてしまいますので、正露丸はあると便利です!
正露丸と聞くと、臭いが強いイメージがあると思いますが、「糖衣錠タイプ」だと飲みやすく、臭いもしないのでこちらがおススメです。
5.消耗品
買い物もままならない災害時は、ティッシュなどの消耗品があると本当に助かります!
災害時でも購入することは可能かもしれませんが、用意しておいて無駄になることはないので、一度確認しておきましょう!
マッチ・ライター・ろうそく
今の携帯電話やスマートフォンには、ライトがあるので一見いらないと思うかもしれませんが、電池の充電が出来るとは限らないのでこうしたアナログな照明器具は、災害時にとっても助かります。
意外とろうそくはあるけど、マッチやライターがないという方もいるので一緒に用意しておきましょう!
ティッシュペーパー
災害時にあればあるほど助かる消耗品の代表格ですね!
その使用方法は多岐にわたり、
●食器を拭く
●涙や鼻水の処理
●トイレ時
など様々な用途に使用できます。
普段から予備があっても困らないものなので、普段使用する物にプラスして買っておくといいですね。
まとめ
今回は人間に必要な防災グッツを紹介しました!
過去に用意している場合も、すでに賞味期限が過ぎている場合があるので、今一度チェックしておきましょう!
次回はペットに必要な備えについて紹介しますので、こちらもチェックしてみてください!
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