
皆さんはペットを新たな家族として迎えるとなった場合に、どこに行きますでしょうか?
ほとんどの人は『ペットショップ』を思い浮かべると思いますが、最近はペットの価格の高騰もあり、SNSなどを通じて個人間で「譲渡」されるというケースも増えてきています。
譲渡といっても金銭が発生するケースが多いと思いますが、中には「無償譲渡」と表記しているケースもあったりします。
ペットの譲渡を受ける際に「無償譲渡」という言葉に、安心感やお得感を抱く方は少なくありません。
しかし近年、犬や猫の無償譲渡を巡る深刻なトラブルが相次いでいます。
善意で命を迎えようとした結果、悲しい結末や金銭トラブルに巻き込まれるケースも後を絶ちません。
今回の記事では
を解説していきますので、ぜひ今回の内容を参考にしてトラブルを回避してほしいと思います。
1.実際に起こった無償譲渡トラブル

まずは、実際にどのようなトラブルが起こっているのかイメージしてもらうために実際に起こった事件を一つ紹介いたします。
≪実際に起こったトラブルの要約≫
地域情報サイトで「無償譲渡」として掲載されていた子犬を譲り受けた夫婦が、ワクチン代や健康診断費用などの名目で約5万円を支払いました。
渡された検査報告書には「健康状態は正常」と記載されていましたが、病院名や獣医師名の記載はありませんでした。
子犬は引き取り翌日、重度の肺炎で亡くなりました。
後に譲渡主は「検査は病院ではなく自分で行った」と説明しており、虚偽の情報であった可能性が高いと考えられています。
参照記事⇒Yahoo!ニュース
今回紹介したトラブルは本当に悪質な事件の一つですね!
このご夫婦は新たな家族としてペットを迎え入れようと思って、そのペットのために金銭も支払ったのに迎え入れてすぐに亡くなっているわけです!
せっかく迎え入れたペットが目の前で亡くなった際の精神的なショックや無力感は想像に難くなく、本当に辛かったし騙されたことの悔しさもあったと思います。
こうしたトラブルに自分が巻き込まれたらと思うとゾッとしますよね?
このようなケースは、決して特別なものではありません。
では、こうしたトラブルに巻き込まれないためにも「無償譲渡で多いトラブルの特徴」について知っておきましょう。
無償譲渡で多いトラブルの特徴
無償譲渡に関するトラブルには、いくつか共通点があります。
-
無償と言いながら、あとから高額な費用を請求される
-
ワクチン証明書や検査報告書の内容が不自然
-
事前見学を拒否し、駐車場などでの引き渡しを指定される
-
動物愛護団体を名乗っているが、実在しない
-
健康状態や障害、遺伝疾患について説明がない
「早く迎えないと他の人に譲る」「問い合わせが多い」など、判断を急がせる言動も要注意です。
譲渡を受ける際に、上記のような特徴がある場合には次で紹介する対策を心掛けてトラブルの予防を心がけましょう!
2.トラブルを防ぐために必ず守りたい3つの対策

① 事前訪問・見学は絶対条件
譲渡元を実際に訪問し、飼育環境や譲渡主の対応を確認しましょう。
見学を拒否したり、直接会うことを避ける場合は、リスクが高いと考えるべきです。
もし譲渡元の方とお話ができる場合には
- ペットを譲渡する理由
- 譲渡されるペットの体調(ペットの年齢・既往歴など)
- 狂犬病や混合ワクチンは接種しているかどうか
- 直接ペットを見ることが可能かどうか
など様々なことを確認しておきましょう。
② 契約書と身元確認を行う
譲渡契約書には、動物の情報、双方の連絡先、医療状況、終生飼養の取り決めなどを明記します。
身分証の提示も含め、「誰から命を託されるのか」を明確にすることが重要です。
また金銭を支払う場合には、
- 契約書の内容の確認
- 契約内容と齟齬がある場合には返金できるか
- 領収書の発行
これらが重要です。
特に契約書の内容が大切なので、返金の条件などをしっかりと明確にしておきましょう。
③ 不透明な費用は支払わない
医療費が必要な場合は、病院名・検査内容・日付・獣医師名が明記された証明書を確認します。
「無償譲渡」と言いながら数万円の請求がある場合は、一度立ち止まりましょう。
他の場所からでもペットの譲渡を受けることが出来るという事を意識して、不明瞭な項目がないようにしっかりと確認しておきましょう。
3.命を迎える“安全なルート”を選ぶ

犬や猫を迎える際は、
-
信頼できる動物愛護団体
-
保護シェルター
-
自治体の動物愛護センター
など、審査や管理体制が整った場所を利用することが安心です。
個人間取引は手軽な反面、健康・安全・法的なリスクが高くなります。
「無料」という言葉よりも、「この命が守られてきたか」を基準に考えることが大切です。
ペットの譲渡を安全に行うためには、「ツール(媒体・方法)」の選び方がとても重要です。
以下では、譲渡を受ける際によく使われるツール・サービスと、それぞれのメリット・注意点をわかりやすく整理しました。
🐶 安全な譲渡のためのツール一覧

① 公的機関の譲渡制度
・自治体の動物愛護センター(保健所)
✔️ メリット
-
健康チェックやワクチン接種が済んだ状態で譲渡されることが多い
-
終生飼養の説明やサポートが受けられる
-
法令に基づいた適正な譲渡管理が行われることが多い
⚠️ 注意点
-
事前予約や面談が必要なことがある
-
人気がある場合、待ちが出ることもある
- 選べるペットに限りがあり自分の目的のペットを見つけるのが難しい
- 場合によっては定期的な報告が必要になる場合がある
👉 命の安全性という意味で最も信頼できる選択肢のひとつ。
② 保護団体・シェルターの譲渡(NPO/ボランティア)
✔️ メリット
-
健康管理がされた犬猫が多い
-
面談や飼育環境チェックなど審査があることが多い
-
アフターケア情報や相談窓口がある場合も
⚠️ 注意点
-
条件(住環境の確認・年齢制限・避妊去勢の同意など)があることも
-
申し込み手続きが必要なことがある
👉 自分の環境に合った子を探しやすく、安心度も高いです。
📱 個人間で使われる代表的なツール

③ 地域情報サイト(例:ジモティーなど)
✔️ メリット
-
無料譲渡の情報が多く見つかる
-
近隣で探しやすい
⚠️ 注意点
-
運営がすべての譲渡を保証しているわけではない
-
詐欺まがいのケースが報告されている
-
見学や契約のルールが徹底されない場合も
👉 使う場合は必ず以下を確認
-
事前見学はできるか?
-
契約書を交わせるか?
-
身元確認ができるか?
-
不透明な費用を請求されていないか?
見極めが重要です。
④ SNS(Twitter・Instagram・Facebookなど)
✔️ メリット
-
幅広い情報がリアルタイムで入手できる
-
保護主の普段の投稿から雰囲気や誠実さがわかる場合も
⚠️ 注意点
-
偽物アカウントやコピー情報が紛れるリスク
-
連絡手段がDMのみで追跡できなくなるケースも
-
受け渡し条件が曖昧なこともある
👉 譲渡前の本人確認・証明書類の提示・面談は必須です。
⑤ ペット譲渡マッチングサービス
最近は「ペットの里親募集専門サイト」や「譲渡マッチングサービス」も増えています。
これらは、募集情報を探しやすく見つけやすいだけでなく、
譲渡契約書のテンプレートや手続きガイドがある場合もあります。
✔️ メリット
-
条件や地域で絞り込みができる
-
サイトによっては安全・安心のルールを設定している
⚠️ 注意点
-
運営方針がツールによって異なる
-
すべてが審査済みというわけではない
✅ ツール選びのポイントまとめ
| ツール | 安全性 | 利便性 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 自治体・保護センター | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐ | 公的手続きが必要 |
| 保護団体・シェルター | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | 面談や審査がある |
| 地域情報サイト | ⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | 詐欺リスクあり |
| SNS | ⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | 本人確認が重要 |
| 譲渡マッチングサイト | ⭐⭐〜⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ | 選ぶサービス次第 |
📌 安全に譲渡を成功させるためのチェックリスト
✔ 見学・対面面談は必ず行う
✔ 契約書を用意し、双方で保管する
✔ 身分証明書・連絡先を確認する
✔ 医療記録やワクチン証明書を確認する
✔ 不透明な費用は支払わない
✔ 保護団体・公的機関を優先する
まとめ|無償よりも大切なもの

犬や猫の譲渡は、物の受け渡しではなく「命の引き継ぎ」です。
私は飼い主としてだけではなく、トリマーとして関わってきた沢山のペットたちからや、それらの飼い主さんから本当に多くのことを学ばせてもらいました。
そうした経験から、沢山の人にペットと一緒に暮らすという幸福を実感してほしいと思っています。
皆さんがペットと一緒に幸せになるためにも、無償という言葉に惑わされず、冷静に相手を見極め、本当に信頼できるルートから迎えることが、人と動物の双方を守る最大の対策と言えるでしょう。
今回の記事をきっかけとして、新たなペットと出会うきっかけとなったり、トラブルを回避して貰えたら心から嬉しく思います(*^-^*)
X(Twitter)やInstagramでもブログの更新のお知らせや、情報発信をしていますので良ければフォローやリポストしてもらえたら嬉しいです♪(*‘ω‘ *)
これからも皆さんのペットライフが楽しくなる情報発信を続けてまります!
・ペットライフの充実
・ペットに関する話題のネタ
・子どもとの会話のきっかけ etc...
として役立てたら嬉しいです!ぜひ次の投稿もご期待ください(^^♪




コメント