仔犬・仔猫など新しいペットを家族に迎えると、これからの生活が楽しみでとても嬉しくなりますね♪
ですが、そうした幼いペットは躾がまだ未完成で、特に「トイレトレーニング」のやり方で困っている方から相談を受けることが多いです。
特に室内飼いの場合、トイレトレーニングは生活の質を左右する重要なステップです。
この記事では、犬と猫のトイレトレーニングについて、
・基本から応用
・よくある失敗例と対処法
・トイレトレーニングの便利グッズ
まで詳しく解説していきます。
トイレトレーニングはコツがわかれば意外と上手くいくことが多いので、トイレトレーニングのやり方をマスターして楽しいペットライフにしましょう!
1.なぜトイレトレーニングが重要なのか?
ペットライフを楽しむという目的において、ペットのトイレのトレーニングが成功するかどうかは大きなウェイトを占めていると思っています。
例えば、ペットがトイレの失敗により粗相をしてしまうと
・カーペットやソファーの上など想定外の所が汚れてしまう
・しっかり掃除をしないと臭いが残りやすい
・衛生面で影響がある
という様々な不具合を生じます。
これらの不具合はペットにとっては何てことないことであっても、その飼い主にとってはとても大きいストレスを感じる原因となりペットとの関係構築の妨げとなってしまうことも珍しくありません。
ですが、トイレトレーニングが上手くいっている場合には、ペット・飼い主共に良好な関係を築くことができ、ペットライフをより楽しくすることができます。
トイレトレーニングが上手くいった時のペット・飼い主それぞれのメリットとして
ペットのストレス軽減
トイレの場所が決まっていないと、ペット自身も不安になりがちです。
例えばトイレの失敗をして飼い主さんに怒られたとしても、何で怒られているのか理解できず、場合によっては「トイレの失敗」ではなく、「排泄をしたこと自体」を怒られていると受け止めてしまうことがります。
そうなると飼い主さんがいない時や、飼い主さんから見えない影の方でトイレをするようになってしまいます。
つまりこのようなケースの場合は、飼い主さんがいる時にはトイレを我慢してしまうということです💦
「ここでトイレをして大丈夫」と理解できれば、安心して生活できるようになります♪
飼い主の負担軽減
粗相がなくなれば掃除の手間やニオイ対策のストレスも減り、ペットとの暮らしがぐっと快適になります✨
掃除の負担が減るということは金銭的なコストの削減にもつながりますので、その分ペットのオヤツを増やすことも可能です♡
またペットというのは、飼い主さんの機嫌(ストレス)に敏感です。
トイレの失敗というストレスがなくなることで、ペットも安心でき、飼い主さんも心からペットライフを楽しむことが出来るでしょう♪
2.トイレトレーニングの基本とは?
トイレトレーニングの目的
トイレの場所を覚えてもらうことで、室内を清潔に保つことができます。さらに、トレーニングを通じてペットとの信頼関係を築くことも可能です。
いつから始めるのがベスト?
トイレトレーニングはできるだけ早く始めるのが理想です。
子犬や子猫であれば、生後2〜3か月ごろからスタートするのが理想ですが、成犬や成猫でも正しい方法で根気よく教えればしっかり覚えてくれます。
3.トレーニング成功のためのポイント
3-1. トイレの場所は静かで落ち着ける場所に
ペットが安心して用を足せるよう、トイレは人の出入りが少ない場所に設置しましょう。騒がしい場所では落ち着かず、失敗の原因になってしまいます。
3-2. 失敗を叱らず、成功をしっかり褒める
トレーニング中に失敗するのは当たり前。叱るのではなく、成功した時にしっかり褒めることが大切です。
叱ってはいけない理由としては、言葉が通じないペットに対して叱ってもペットには何で叱られているのか理解できずに、怒られているということしか伝わらないことが多いためです。
トイレをしそうなそぶりが見えたら、何度もペットシーツの上に連れて行って、もし成功したらおやつや優しい声かけで、「ここでしていいんだ」と覚えてもらいましょう。
3-3. タイミングを見逃さない
ペットがトイレに行きたそうな様子(ソワソワ歩く、クンクン匂いをかぐなど)を見逃さず、すぐにトイレに誘導してあげましょう。寝起き・食後・遊んだ後なども、排泄しやすいタイミングです。
4.トイレトレーニングでよくある悩みと対処法
Q1. トイレの場所を何度も間違える…
👉 一度失敗した場所に臭いが残っていると、また同じ場所でしてしまうことも。
失敗後はしっかり消臭・除菌し、再発防止を心がけましょう。
【おススメの消臭剤】オレンジエックス
オレンジエックスは稀釈(水で薄める)ことで掃除&消臭からペットの耳掃除やグルーミングスプレーなど幅広く使用できる万能洗剤です。
≪オレンジエックスの使用例≫
Q2. トイレの上で遊んでしまう…
👉 特に子犬や子猫は、ペットシーツをおもちゃにしてしまうことがあります。
シーツを固定できるトレーを使ったり、トイレの時間以外は近づけないように工夫すると◎
5.【犬編】トイレトレーニングの進め方とコツ
ステップ1:適切な場所にトイレを設置する
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静かで落ち着ける場所(例:サークルの一角)
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遠すぎず近すぎず、生活空間の一部に
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初めはサークル内でトイレ+ベッドに分けて管理するのがおすすめ
ステップ2:行動観察とタイミングの見極め
犬がトイレに行きたそうなサイン:
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そわそわする
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床の匂いを嗅ぐ
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クルクル回る動作
このタイミングで、すぐにトイレに連れていきましょう。
ステップ3:成功を褒める
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トイレで成功したらすぐに褒める(3秒以内がベスト)
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おやつ・なでなで・明るい声で「いい子だね!」と伝える
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成功の体験を繰り返すことで習慣化される
ステップ4:徐々にサークル外でも練習
サークル内で定着したら、リードをつけてサークルの外でも練習を始めましょう。最初は距離を短くして、成功体験を重ねていきます。
6.【猫編】トイレトレーニングの基本と工夫
猫はもともと「決まった場所で排泄する」習性があるため、犬よりもトイレトレーニングが比較的スムーズに進みます。
ステップ1:トイレの設置と環境整備
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猫は静かな場所を好むため、生活音が少ないエリアに設置
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多頭飼いなら、猫の数+1個のトイレが理想
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猫砂はなるべく慣れ親しんだタイプを使う(急な変更はNG)
ステップ2:清潔第一!毎日こまめに掃除を
猫はとてもきれい好き。トイレが汚れていると、使うのを嫌がって粗相の原因になります。毎日1~2回は掃除しましょう。
ステップ3:失敗したときの対処法
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粗相をしてしまった場所はしっかり消臭
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再発防止のため、家具の配置で通路を遮るなどの工夫を
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トイレの場所が不満かもしれないため、設置場所や砂の種類を見直すのも手
7.よくある失敗とその原因・対策
よくある悩み | 原因 | 対策 |
---|---|---|
トイレ以外で排泄してしまう | 匂いが残っている、設置場所が不適切 | 消臭を徹底、トイレの場所を見直す |
トイレに行かず我慢してしまう | 怖い場所にある、ストレス | 静かな環境に移動、様子を見ながら改善 |
シーツや砂を掘って遊んでしまう | 年齢が若くて遊びたいだけ | 固定できるトレーを使う、遊び場と分離する |
8.トイレトレーニング成功の鍵は「観察力」と「根気」
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ペット一匹一匹の性格やペースをよく観察すること
-
焦らず、失敗しても怒らず、成功したらしっかり褒めること
- トイレに失敗した所はしっかり掃除すること
- 上手にできるようになったとしても成功したら褒め続けること
-
日々の積み重ねが大切です
9.あると便利なトイレトレーニング用グッズ
グッズ | 用途 |
トイレトレー(犬用) | シーツを固定してズレ防止 |
猫用トイレ本体 | 砂が飛び散らないフード付きが人気 |
消臭スプレー | 粗相のあとのニオイ消しに必須 |
ご褒美用おやつ | 成功時のポジティブ強化に |
トイレトレーを用意する際は、ペットシーツが悪戯されないようにメッシュ付きのトイレトレーがおススメです。
【おススメの消臭剤】オレンジエックス
オレンジエックスは稀釈(水で薄める)ことで掃除&消臭からペットの耳掃除やグルーミングスプレーなど幅広く使用できる万能洗剤です。
≪オレンジエックスの使用例≫
まとめ ペットとの信頼関係が深まるトイレトレーニング
トイレトレーニングは根気よく教えてあげれば、何歳のペットであっても上手にできるようになります。
うまくいかない時期もあるかもしれませんが、その都度見直しながら根気よく続けることが成功の秘訣です。
【トイレトレーニングのポイント】
●トイレは人通りが少なく、安心できる場所に設置する
⇒可能であれば複数個用意してあげると良い
●トイレに失敗した時に怒らない
⇒排泄行為自体を怒られていると勘違いする可能性があるため
●おトイレが成功した時には、しっかり褒めてあげる
⇒優しく声をかける・撫でてあげる・ご褒美をあげるなど
●トイレトレーニングが上手に出来るようになったとしても褒め続ける
⇒上手に出来るようになったとしても、成功したら褒める癖をつけましょう
清潔で快適なトイレ環境を整えることは、ペットの健康管理にも直結します。ぜひ、この記事を参考に、あなたのペットにとって理想のトイレ空間を作ってあげてください。
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