フードローテーションについて学ぼう!
早くも今回でペットフードの選び方も三回目となりました。
皆さんの中でペットフードの重要度はあがってきましたか?
もうフード選びを工夫してるよ✨
という方がいたら、とても嬉しいです(*^-^*)
まだ以前の記事を確認していない方は↓から確認できます。
超重要!!ペットフードの選び方①【悪質なペットフードとは?】
超重要!!ペットフードの選び方②【原材料をチェックする理由】
今回は『フードローテーション』の説明になります!
もしかすると、『フードローテーション』について初めて聞いたよ!という方もいるかもしれませんね。
フードローテーションとは、フード(食事)をローテーション(循環)する給餌方法のことです。
フードをローテーションするって、どうすればいいの?
と疑問に持つ方も多いと思いますが、ペットが健康で良好な食事を取るためにはとても重要な考え方なので、
今回の記事で『フードローテーション』について学んで、今後のゴハンの与え方を改善してみましょう(*^-^*)
1.フードローテーションって何をすればいいの?
では、実際にフードローテーションについての説明ですが、冒頭で述べた通り、『食事を循環する』という意味になりますので、ペットに与えるフードを順番に変更して与える給餌方法です。
上記の様にペットフードを2~3種類を用意して、ローテーションする様に与えます。
具体的な手順について説明すると、
●ペットフードAを食べきったら
↓
●ペットフードBに変更する
●ペットフードBを食べきったら
↓
●ペットフードCに変更する
●ペットフードCを食べきったらAに戻す
という様に、順番にフードを与える方法です。
こうして説明を聞くと
何だか面倒くさいわ💦
と感じてしまうかもしれませんが、フードを食べきったら違うフードを用意してあげるだけなので、ぜひ実践して欲しいと思います。
では、どうしてフードローテーションをさせないといけないのかについて解説します。
2.どうして食べ物をローテーションしないといけないの?
何故ペットフードをローテーションさせないといけないのかというと、それはペットの食事事情に関係があります。
例えば、人間の場合は朝・昼・夜と毎食様々な食事をとっていますが、
ペットの場合は一度ペットフードを購入するとそのフードが無くなるまで食べ続ける生活になりがちです。
その場合、ある特定の食材のみを摂取することになるので、アレルギー症状が現れたり、栄養の偏りが出ることがあります。
例えば、栄養価が高いからと卵を摂取し続けてしまうとコレステロールの過剰摂取になってしまいますし、身体に良いからと野菜のみを摂取してしまうと炭水化物やたんぱく質が不足してしまいます。
基本的にペットフードは「総合栄養食」となっているので、水とペットフードで生きていくことは出来るようになっていますが、特定の食材のみを取り続けると栄養の偏りや、ビタミンなどの特定の栄養が不足する可能性もあります。
なるべくバランスよく、様々な食材を摂取できるようにローテーションをしてあげると良いでしょう(^^♪
3.どのフードを選べばいいの?
『フードローテーション』を行う時に、どんなフードでも良いかというと、そういう訳にいかない所が難しいところです💦
では、実際に『フードローテーション』をする時にどのようなフードを用意すればよいのでしょうか?
フードローテーションをする時に気を付けることは次の3点がとても大切です!
①タンパク源を常に変更する
②特定の食材のみを摂取することは控える
③良質な食材を使用しているフードを選ぶ
では、それぞれの項目について詳しく見てみましょう!
①タンパク源を常に変更する
例えば、フードローテーションを行う時に
●ペットフードA(チキンを使用したもの)
●ペットフードB(チキンを使用したもの)
等になってしまうと、例えフードAとフードBが違うメーカーのペットフードだとしても、メインとなるタンパク源が一緒になってしまうので、ローテーションをする意味が無くなってしまいます。
ですので、もしもローテーションする場合には現在食べているペットフードのタンパク源と違う物を次に用意してあげることをおススメします!
ペットフードに使用されている主なタンパク源としては、
②特定の食材のみを摂取することを控える
前の内容で、タンパク源を別な物にしてあげようという話をしましたが、ここでは更に一歩進んだ内容になっています。
最近のペットフードメーカーさんでも、『フードローテーション』という考え方が広まっており、一つの商品名であっても様々なタンパク源を分けて販売されています。
例えば、商品名「A」という物があったとして、その商品Aの中でも
『チキン』『ラム』『フィッシュ』と用意されている訳ですね。
しかし、この場合に注意しなくてはならないのが、タンパク源以外は全く一緒のことが多いということです!
ペットフードは「総合栄養食」として、ペットが生活していくために必要な栄養を余すことなく配合しなくてはいけないので、タンパク質以外にも様々な栄養素を配合します。
その際にタンパク源のみに拘ってしまうと、タンパク源以外の野菜やミネラルなどが全く一緒になってしまいローテーションの意味が半減してしまいます。
ですので、ローテーションを行う時には
●タンパク源を変更する。
●なるべく他メーカーのフードもしくは、違う商品のフードを用意する。
の2つが大切です。
③良質な食材を使用しているフードを選ぶ
苦労してローテーションをさせたとしても、品質が悪いフードを与えてしまっては台無しになってしまいます。
ですので、フードを選んであげる時は低品質なフードを買うことだけは止めておきましょう!
どんなフードが悪いフードなのかについては、以下の記事を参考にしてください。
良質なフードは本当に沢山のメリットをもたらしてくれるので、しっかりとフードを選んであげましょう!
4.『フードローテーション』の実例
『フードローテーション』をする際に、どのフードを選んだらいいかについて
実際にHug店長が三種類を厳選してみましたので、参考にしてもらえたら嬉しいです(*^-^*)
【フード① アーテミスフレッシュミックス】
アーテミスは、アメリカの専門誌「ホールドドッグジャーナル」で最高品質と評されているペットフードです。
最大の特徴は、使用されている食材の鮮度が高く、『人間の食品基準で作られている』点です。
使用している素材も豊富で、
の様に沢山の食材が使用されているのが分かりますね。
となっているので二個目に選ぶペットフードはこれらのタンパク源以外から選びます。
【フード② デイリーフォルツァ(ホース)】
デイリーフォルツァの特徴はアレルギーに配慮された原料で作られているという点です。
デイリーフォルツァには「ホース」「ポーク」「フィッシュ」「ラム」「ベニソン」の5種類がありますが、シングルプロテイン(タンパク源を一つに絞って)で作られているので、アレルギーを起こしにくい仕組みになっています。
また、一緒に配合されている食材も健康に配慮されており、「朝鮮人参」「マイタケ」「海藻」「アロエベラ」などの食材が、栄養成分が劣化しないようにマイクロカプセルで保護された状態で配合されています。
自分で色々フードローテーションについて考えるの面倒だわ💦
という方は、『デイリーフォルツァ』の「馬肉」「ラム」「魚」の三種類でローテーションしてもいいかもしれないですね(*^-^*)
【フード③ シュプレモ(ラム)】
1つ目の『アーテミス』ではチキンとサーモン
2つ目の『デイリーフォルツァ』では馬肉
でしたので、
3つ目は『シュプレモ』のラム(羊)肉が良いと思います!
『シュプレモ』は、Nutroのシリーズで出しているフードの中でもクオリティが高く、その最大の特徴はファイトケミカルという考え方です!
これは、人間の食事でも大切な考え方ですが、
例えば、
●ビタミンAを効率よく吸収するためには脂質が必要
●鉄分を吸収するためにはビタミンCが必要
●カルシウムを吸収するためにはビタミンDが必要
といった様に、より効率よく栄養を吸収するための考え方です。
『シュプレモ』は使用している素材も豊富で、沢山の素材の中から栄養の相性が良いファイトケミカルという考え方をしながら、食材を使用しています。
今回紹介しているシュプレモは、タンパク質としてラム肉を中心に作られているので他のフードとタンパク源が被ることもないので、フードローテーションにオススメです(*^-^*)
まとめ
フードローテーションの重要性について簡単にまとめると
●アレルギーを起こしにくくなる
●様々な食材を摂取することで栄養の偏りが無くなる
という目的を行うペットフードの給餌方法です。
コツとしては、
●2〜3種類のフードをローテーションする
●タンパク源(チキン、ラム、フィッシュなど)が被らないようにする
●穀物を使用したフードはなるべく避ける
ということに気を付けてもらえればいいと思います。
これからも皆さんのペットライフが楽しくなるブログを書いていきますので、これからもよろしくお願いします♪
読んでくれてありがとうございます(*^-^*)
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