路上に落ちている物には注意
神奈川県座間市で27日夜、飼い犬が散歩中の道路上で針が刺さったペットフードを食べてケガをするという事件がありました。
食べてしまった子は、動物病院で切開手術を受けて入院が必要になってしまいました💦
夜間のお散歩で見えにくかったこともあると思いますが、犬という生き物は好奇心が強く、路上に落ちているおやつや小石などを食べてしまうことも珍しくありません。
そうした犬の習性を利用した事件は今回の事件以外にもいくつかありますが、そうした事件の中には毒餌がまかれていて、愛犬が食べて亡くなってしまった事件などもあります。
今回のブログでは自分達の愛犬がこうした被害にあわない様に、飼い主さんが愛犬を守ってあげられる具体的な対策を3つご紹介していきます!
対策① リードを短く持つ
こうした事件や、誤食は主にお散歩中に起こります。
今回の事件は特に悪質で危険なものでしたが、こうした誤食は毒餌だけではなく小石や他のペットのフンなどを食べてしまうこともあります。
そのため飼い主さんはペットが誤食をしないように道中気を付けなくてはいけません。
お散歩中のリードを長く余裕を持ったままお散歩していると、何か違和感に気づいたとしても制止することが出来ずに犬が食べてしまう可能性があります。
飼い主さんが違和感に気づいた時には、リードを引っ張り寄せて愛犬を制止する必要があるので、常に短く持ち、お散歩の際は自分の近くを歩かせることをおススメします。
どうして近くを歩かせる必要があるの?僕たちはドンドン先に行きたいよ!
犬側の要求としては、上の様にドンドン進んで草の臭いをかいだり、何か楽しい物を見つけたいという欲求があると思いますが、
そのまま犬の要求通りに歩かせてしまうと、今回の事件の様に誤食の原因になってしまいかねません💦
では何故、リードを短く持って飼い主さんの近くを歩かせるのかというと
飼い主さんが違和感に気づけるようにするためです。
例えば犬が飼い主さんの先を歩いてしまうと、道端に変なものが落ちていた場合に飼い主さんよりも犬が先に気づいてしまうことになります。
そのため、飼い主さんが違和感に気づいた時には既に犬が『パクリ』と食べてしまったという事態になりかねません。
もしお散歩の時に犬が飼い主さんの近くを歩いていれば、道端に違和感がある時には飼い主さんも早く気付くことが可能になるので、『異物から離れて歩く』または『来た道を引き返す』という選択をすることも可能です!
対策② 道を照らして歩く
今回の事件は夜間のお散歩中に発覚しました。
特に今の季節は日中が暑いために、早朝や夕方などにお散歩することも珍しくありません。
もし、夕方や夜間など日が落ちてからお散歩する場合には、懐中電灯や携帯のライトを使用しながらお散歩するようにしましょう。
ライトで照らしながらあくるメリットとしては
(1)照らすことで道の違和感に気付きやすい
(2)周りの自転車や、車に存在を認識してもらいやすい
の2つが挙げられます。
それぞれのメリットについてもう少し詳しく以下で説明いたします。
(1)照らすことで道の違和感に気付きやすい
夕方や夜間は日が落ちて、とにかく視界が悪くなりがちです。
暗い中のお散歩は、「誤食の原因」に気付き難くなるだけではなく、「道の凹凸」や「側溝の溝」「マンホールの異常」など様々な障害への対応も遅れる原因になりえます。
懐中電灯などで道を照らして愛犬の誤食を予防するとともに、道の安全を確認しながら自分や愛犬がケガをしないように気を付けてお散歩に臨みましょう(*^-^*)
(2)周りの自転車や、車に存在を認識してもらいやすい
夕方や夜間は視界が悪くなり、自分たちも周りが見にくくなりますが、それ以上に周りから自分たちが視認されにくい状況になります。
そんな中でも飼い主さんは視認されるかもしれませんが、身体が小さいペットの場合は特に気づかれにくく自転車や、車に衝突されてしまう可能性もあります。
しかし、ライトで照らしてあげれば遠くからでも飼い主さんの存在を確認することが出来ますし、道中の愛犬を照らしてあげれば身体が小さなペットであっても視認されやすくなります。
思わぬ事故を防ぐためにも、夕方や夜間はライトを付けてお散歩を心がけましょう。
【充電式ハンディライト】
コチラの商品はUSBで充電して使用することが出来るハンディライトです。
基本的には充電して使用するので電池の交換も必要ないですが、もし充電できない状況下であれば単4電池を入れて使用することもできます。
LEDランプで長時間使用可能なうえに、4500lmとかなり明るいライトになりますので、お散歩用や災害時・キャンプなどにオススメです。
対策③ しつけを徹底する
難易度は上がってしまいますが、愛犬の躾もかなり効果的な方法です。
ではどの様に躾をするかというと
(1)落ちているものは食べさせない
(2)何か食べる時にはお座りをさせる
等の躾を徹底することでお散歩中の誤飲・誤食を防ぐことが可能です。
では具体的にどのようい躾をしていくかについて解説します。
◆誤食防止のしつけ方法
誤食は落ちている物を瞬間的に食べることで起こるので、落ちている物を食べないようにする訓練が重要です。
しつけの順番としては
1. 首輪とリードを付けておく
2.自分のポケットの中に愛犬の好物のオヤツを入れておく
3.地面におやつを一つ置く
4.食べそうになったらリードを引っ張り阻止して座らせる
(阻止する際は「スワレ」とか「マテ」と声をかけると良い)
5.ちゃんと座って待つことが出来たら、ポケットからおやつを与えて褒める
の5段階を何度も繰り返します。
目指す目標としては、食べたいオヤツの前で自発的に座るようになったら成功です。
出来るようになるまで何度も繰り返し教えて、誤食を防ぎましょう。
誤食をしてしまった時の対処方法
お散歩中に誤食をしてしまった時には、とにかく動物病院で診てもらいましょう。
何を食べたのか飼い主さんが把握している場合には様子を見てもいいかもしれませんが、何を食べたのか分からない場合にはとりあえず動物病院で診察をしてもらってもいいかもしれません。
誤食をしてしまった時は
●どこで食べたのか
●何を食べたのか
●食べた後の愛犬の状態
に気を付けて適切な対応を心がけましょう!
動物愛護法とは?
今回の事件では少なくとも一匹のワンちゃんが手術をしなくてはいけない状況になりました。
今回の様にむやみに犬を傷つけた場合は、「動物愛護法」に抵触する可能性があります。
もし動物愛護法に抵触した場合は『5年以下の懲役または、500万円以下の罰金』という刑事事件として取り扱われる可能性があります。
年々動物愛護法の規制が厳しくなっていますので、面白半分で犬のオヤツをばらまくのは絶対にやめましょう。
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